November 08, 2005
パリの街角で
フランスはもともと公共図書館があまり多くなかった。私が始めてパリへ行ったときは,町を歩いても,図書館がどこにあるか,わからなかった。
最近は,公共図書館が目につくようになった。
公共図書館のほかに,「みんなの図書館」という小規模な貸し本屋が増えている。
町を歩いていると"Bibliothèque"(図書館)の標識があるので,
こんなところに図書館があるの?と思って,探して訪ねてゆくと,
小さな書店みたいな貸し本屋がある。
大抵,物腰のやわらかい老婦人が2,3人で,小説など読み物を中心に貸出をしている。貸出カードでの貸出で,コンピュータなんて縁がなさそう。
マドレーヌ寺院の建物の下にも,「みんなの図書館」がある。
本を貸しているおばあさんの一人に,尋ねたことがある。
「ここは,私設の図書館なんですか」
「ええ,そうよ。会員制ね」
会員制図書館とはいえ,貸し本屋と思ったほうがよさそう。
詳しいことを知っている人がいたら,コメントください。
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