ぶらぶらライブラリアン http://blog.liverarian.com/ 図書館と本について情報交換しましょう ja-jp 2018-05-23T12:08:20+09:00 サラミス島の修道院 http://blog.liverarian.com//index.php?itemid=133091  ただいまギリシャの首都アテネ近郊の港町ピウレスにいます。 研究大会のため、滞在しています。 サラミス島のパナイア・ファネロメニ修道院へ行ってきました。 サラミスといえば、ペルシャ戦争のサラミスの海戦を思い出します。 サラミス島のファネロメニ修道院は18世紀に描かれた壁画が素晴らしいと『地球の歩き方』にあったので、行きました。ところが『地球の歩き方』には詳細な情報が無かったので、大変困りました。 私はピレウスから843のバスでペラマというサラミス島対岸の港町まで行きました。アテネ圏内なので片道1.4ユーロで行けます。アテネ・トラベルカード24時間券(4.5ユーロ)も使えます。アテネ市内のオモニア広場からもペラマ行きのバスが出ます。ピレウスからペラマまで約30分です。 ペラマからはサラミスまで頻繁に渡し船が運航しています。片道1ユーロです。約15分で対岸に到着します。 問題はここからです。修道院までは8Kmあります。バスが運行していることがわかりました。港の近くのバスステーションから、ほぼ1時間に1本ほど発車するようです。片道1.7ユーロで、バスステーションで往復購入できます。 私は11時5分発のバスに乗りました。修道院の入り口近くのバス停まで25分から30分程度でした。美しい風景が楽しめます。ここが古代の激戦地だったとは信じがたい。 修道院の壁画は9時から13時まで、15時から18時まで公開されています。昼休みがあるので注意してください。ろうそくのすすで壁画が汚れていたので、日本の共立女子大学の木戸雅子教授のプロジェクトで修復されて、2013年から公開されています。 帰りのバスですが、降りた時と同じバス停で乗ります。バスは巡回しています。帰りは別のルートで港へ戻ります。なにしろ、修道院周辺は風光明媚ですが、車もまばらにしか通りません。ひたすら不安を押し殺して待ちました。 それでも訪れる価値はあります。Moni Kimiseos Theotokou Faneromenis アテネを訪れた折には、是非、訪れてください。 .. 2018-05-20T05:43:59+09:00 大学生の読書率 http://blog.liverarian.com//index.php?itemid=133090 大学生の読書率、公共図書館も少なかった、学校図書館も閉ざされていた時代のほうが、しかも受験戦争が厳しく高校生の読書率が低かった時代のほうが高かったのは、子どもの頃の読書習慣と図書館の影響はほとんど関係ないと論じるのが、実証的な科学的な論議だと思う。 日本では、1992年の規制緩和で大学数が1.5倍になり、少子化で格段に広がった間口で、読書をしないレベルの学生を受け入れた結果、読書率が下がったと考えるのが妥当である。 大学進学率は1990年24.6%→2010年50.9%、20年間で2倍になっている。読書をしない学生が含まれるのも当然であろう。 これを理解できないとすると、リテラシーの欠如だね。 2018-03-05T00:18:47+09:00 初の文楽 http://blog.liverarian.com//index.php?itemid=133089  昨夜、東京の国立劇場・小劇場で、はじめて文楽を観劇しました。 近松門左衛門の『女殺油地獄』 ショッキングな殺傷シーンに圧倒されました。 義太夫の弁舌にも魅了されて、本当に楽しいひとときでした。 2018-02-13T18:01:28+09:00 サッポロウィルス? http://blog.liverarian.com//index.php?itemid=133088 忙しい時期、ノロウィルスに感染したらしい。 というのも、ジムと水泳教室へ出かけて帰宅して、牛乳とプロテインを飲んで、月曜日の深夜、床に就いたら、吐き気が始まり、なかなか寝付けませんでした。 明け方、目を覚まして、トイレに行くと下痢気味。 出勤して、途中下車、トイレに駆け込み、空くのを待ちました。 その日、今期最後の講義に遅刻、受講者に平謝り。 職場の保健室で相談するとすぐに近くのクリニックで診察してもらいました。 微熱が出てきて、明らかに感染症でした。「ノロウィルスの仲間でしょう」との診断。 我慢できないほどの嘔吐感、下痢はありませんでしたが、気分が悪く、やっとの思いで、午後の講義を終えました。 ネットで検索すると、厚生労働省のサイトによれば、ノロウィルスには仲間がいるそうで、サポウィルス、その本名は日本の札幌で発見されたのでサッポロウィルス! 幸い、早く診断してもらい、症状を緩和する薬を処方されたので、軽症でした。 佐藤藍子さんの『九十歳。何がめでたい』(小学館)を読んでいます。病み上がりの身で快読しました。電車の中で笑わずにはいられません。スカッとします。 明日からの仕事、頑張ります。 .. 2018-01-18T22:36:13+09:00 フランスへ http://blog.liverarian.com//index.php?itemid=133082 実は先日、フランスへ行っていました。 ヴェルサイユ大学図書館とヴェルサイユ市のアトリエ・ニュメリック図書館、中央図書館、ヴェルサイユたのしいひととき図書館の3館の公立図書館を見学 パリの中心、レ・アールが改装されて、昨年新しく開館したメディアテック・カノペ・ラ・フォンテーヌへ行きました。ここは、どうしても見たかった。 ブルターニュ地方のDinardディナールの図書館(閉館中だったので、外からのぞき見)、St. Maloサン・マロの図書館、サン・マロの海洋高等学校の図書館CDIと技術短期大学IUTの図書館 レンヌ市郊外の中学校の図書館(新入生への図書館利用ガイドの授業を見学できた)、ブルターニュ教職大学院ESPEの図書館 パリの自然史博物館の図書館、アラブ世界研究所の図書館 パリ郊外のクラマール市にあるフランソワ・ミッテラン図書館 と、さまざまな図書館を見学できました。 本当の目的は学会での発表でした。 サン・マロの光景は美しかった。 とてもいい思い出になりました。  2017-09-27T15:48:12+09:00 ワルシャワ大学図書館 http://blog.liverarian.com//index.php?itemid=133078 ポーランドのワルシャワ大学図書館の注意事項に、図書館の中でおならをしてはいけませんとありました。 これまで訪れた図書館の中で最も衝撃的、笑撃的でした。 図書館の中でおならを禁止なんて、前代未聞ですよ。 2017-08-18T09:43:48+09:00 ポーランドへ http://blog.liverarian.com//index.php?itemid=133072  5月、研究発表でアイルランドへ行ってきました。思えば、アイルランドへは過去3回行ったことがあります。今回は4回目で、目的地はリムリックという、アイルランド国内では3番目くらいに大きな、西部の町でした。静かな地方都市で、映画『アンジェラの灰』の著者が過ごした町です。 6月は1年半前に発症した大腸憩室炎になりました。あまりに痛むので、明け方、救急車を呼んで、同じ病院に入院しました。約8日の療養で退院しました。 7月は補講措置で激務が続き、後遺症に苦しみながら、乗り越えました。 期末試験・レポートの採点を片付けて、8月上旬、学校図書館の研究大会でアメリカ・ロサンゼルスへ行きました。 先週、帰国したばかりなのですが、明日から東欧のポーランドへ行きます。IFLA国際図書館連盟の大会がポーランド西部の町ヴロツワフWroclawで催されるからです。 日本からヴロツワフ空港へ直行する便はありません。ポーランドの首都ワルシャワへは直行便がありますけど、便が少なく、Falconはフランス・パリで乗り換えて、ワルシャワへ向かいます。 ワルシャワから、地動説で知られたコペルニクスの故郷トルンへ行き、中世の街並みを散策します。 ヴロツワフでしばらく滞在します。時間があったら、近郊の平和教会があるヤヴォルとシフィドニツァにも行こうと思います。 IFLA大会が終わったら、古都クラフクへ。そこからアウシュヴィッツ収容所へ。 首都ワルシャワへ戻り、帰国。 ポーランドの世界遺産の半数をめぐります。 1 ワルシャワ(第二次世界大戦後、奇跡的に復興した街) 2 中世都市トルン 3 ヤヴォルとシフィドニツァの平和教会 4 ヴロツワフの百年記念会館(ここがIFLAのメイン会場) 5 古都クラフク 6 アウシュヴィッツ収容所 ポーランドの歴史と文化、そして図書館を巡る旅が始まります。 .. 2017-08-15T18:58:14+09:00 復活しなければ http://blog.liverarian.com//index.php?itemid=133068  御心配かけましたが、妹が遭った被害について、容疑者の行方は分からず、未解決です。 妹も、私も打ちひしがれる思いですが、いつまでも苦しむのは辛い。 En marche! マクロン候補のように、前へ進め。 2017-04-29T00:46:37+09:00 不幸の連鎖 http://blog.liverarian.com//index.php?itemid=133067  久々の投稿で不幸とは何事かですよね。 昨年の11月に母が倒れて、今、リハビリ病院に入院しています。 先週の水曜日、通勤途中、階段で落下、転倒して、脛を怪我しました。幸い、骨折はしなかったのですが、打撲のため叫びたくなるほどの激痛と擦過傷でした。 講義を終えて、整形外科で治療してもらい、数時間で痛みが取れました。フランス語で言えば、Ce n'est pas grave. スネ・パ・グラーヴ 大したことない。 同日、妹がカード預かり詐欺に遭い、多額の被害。 母の介護と、妹へのいたわり、そして自分の怪我で、精一杯の毎日です。 重なるときには不幸は重なるもの。 不幸は人を謙虚にさせます。「いつか、きっと良いことがある」、一つ夢が生まれました。 2017-04-18T01:52:48+09:00 天使のいる図書館 http://blog.liverarian.com//index.php?itemid=133066 映画『天使のいる図書館』が上映中です。 図書館員の描き方に異論はあるかもしれませんが、奈良の葛城の光景が美しく、登場人物のほのぼのとした会話が癒しの効果を生みだします。 お薦めです。 2017-02-21T02:52:13+09:00 介護についての情報 http://blog.liverarian.com//index.php?itemid=133065 11月に母が慢性硬膜下血腫で入院してから、介護の問題に向き合っています。 自分がその立場になるまで、全く無関心でした。 突然、訪れる。 病気に関しては病院で対応してくれるから、助かります。 病院も長くは置いてくれません。 病状が安定してくると、追い出すとは語弊があるでしょうが、自宅か、リハビリ療養の病院、施設へ転院・転所を迫られます。 介護の認定も受けなければならない。 成年後見人をつける必要もある。 いろいろと法律でケアしてくれるのはありがたいけど、知りたい情報が山ほどある。 こういうとき、身近な図書館が情報を積極的に伝えてほしいなあと思います。 闘病記を読める人は相当、病状が安定している人です。 患者・療養者を見守る人にも、情報が欲しいと思います。 そんなとき、 東田勉さんの著書に助けられました。 2017-02-21T02:47:55+09:00 この本、面白い http://blog.liverarian.com//index.php?itemid=133060 笠井献一著『科学者の卵たちに贈る言葉−江上不二夫が伝えたかったこと』 (岩波科学ライブラリー)  あなたが研究者でなくても、生きる勇気を貰えます。 人が注目していないことでも、地道に努力すれば、大発見につながる。 何かに迷っているあなた、あなたこそ、読んでほしい本です。 江上不二夫先生に出会ったような錯覚に陥ります。 マンガのような展開に、毎日の憂鬱な気持ちがすっきりします。 2016-12-05T02:11:54+09:00 イジメられた人間は一生涯、イジメられる http://blog.liverarian.com//index.php?itemid=133059  Falconは、いじめられっ子でした。 いじめられっ子は、成長しても、イジメの影が付きまといます。 何かというと、イジメの対象になりやすい。 イジメを誘う要素を引きずっています。 すぐ弱みを見せてしまう。 無駄なケンカをしたくないから、自己主張しない。それで、つけこまれる。 まあ、良いです。 死ぬほどイジメられなければ、生きていけます。 言葉の暴力なんて、大したことない。さんざん、言われたから気にしません。 復讐なんて、考えたって無理、無理。 時がたって、運が味方してくれます。 鷹揚に構えていればいいことです。 2016-12-05T01:55:00+09:00 圧力を感じる日々 http://blog.liverarian.com//index.php?itemid=133058  昨年末に急性大腸炎で入院しました。そして、年が明けて、初詣に驚神社へ行きました。 おかげで今年はサプライズ続き。 海外の研究大会で2回発表しました。 11月は、突如NHKから取材を受けました。 実家の母が意識不明の重体で緊急入院しました。その瀕死の母が命を取り留めました。順調に快方に向かっています。 初のマスコミデビューでしたが、一部の人たちから嫉み、妬みを受けています。 まあ、それが快感に変わってきていますけど。 久しぶりの投稿ながら、複雑な気持ちです。 多くの人に知られるようになると、さまざまな反応を感じます。 2016-11-27T22:17:15+09:00 フランス映画『奇跡の教室:受け継ぐ者たちへ』 http://blog.liverarian.com//index.php?itemid=133051 フランス映画『奇跡の教室:受け継ぐ者たちへ』が8月5日(土)に公開されました。 フランスでは2014年に制作、公開されています。 昨年2015年の在仏中にDVDを購入して鑑賞していました。 パリの南東に位置するクレテイユという町にあるレオン・ブルム高校、移民系の生徒たちが通う学校が舞台です。 学級崩壊寸前の、落ちこぼれの生徒たち、校長もあきれ果てて、見捨てられた教室に、歴史教師のアンヌ・ゲゲン先生が登場します。 あるとき、「レジスタンスと強制収容に関する全国歴史学習コンクール」に参加しようと呼びかけます。 反発する生徒たちに必死に呼びかけるゲゲン先生。 放課後、集まった生徒は数名でした。ドキュマンタリスト教員の先生が、調べるための必読書を紹介します。 次第にクラス全員が、この学習に参加します。 日本の宣伝では、アウシュビッツ体験者との出会いが生徒たちを変えたという部分が強調されていますが、注目したいのはフランスの学校図書館と情報活用学習、ドキュマンタリスト教員の役割です。 これまでフランスの学校図書館については、あまり紹介され来なかったので、仕方ありません。 この夏、必見の映画です。『奇跡の教室:受け継ぐ者たちへ』公式サイト .. 2016-08-07T22:44:37+09:00