February 17, 2016

日本の報道の限界

フランスのTF2のニュースを録画して視ています。
 そのニュースによればオランダの一部の地方で石油が採掘されていることは日本では知られていません。さらに石油の採掘が原因と思われる地盤沈下と地震が起きている。
 オランダだけでなく、シェールオイル、シェールガスの採掘が原因とみられる地震がアメリカでも発生しているそうです。さらに水圧破砕法、塩酸などの化学物質の注入で地下水の汚染が深刻な事態になっている。
 カナダのアルバータ州では、石油の採掘で先住民居住地域を汚染している。
 1970年代、来日外国人の多くが公害に苦しむ日本を汚辱に満ちた国と罵った。日本人は、その恨みを晴らそうとは思いません。
 アメリカ・カナダに絶大な憧憬を抱いている日本人の皆さんには申し訳ありませんが、正しい情報を知り、公平に考える必要があるでしょう。
 10年前、フランスのコレージュで報道の自由を学ぶ授業を見学した。そのとき公民の先生に「日本のマスコミには報道の自由はあるの?」と質問されました。あるかもしれないが、情報の選り好みがされています。アメリカは絶対に弱みを日本人には見せません。
 日本政府も驚くほど情報をコントロールしている。
 これが日本の情報リテラシーの限界だ!報道の限界だ!
 新聞の情報だけでは、記者のわかっていることしか伝わっていません。

Posted by falcon at 20:28:41 | from category: Main | TrackBacks
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