July 29, 2011
うふふ、桃
東京地方は台風の後、爽やかな夏空が続いたと思ったら、じめじめとした梅雨のような毎日です。今日の夕方、国立新美術館の「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」へ行ってきました。コロー、クールベ、マネから印象派と後期印象派・新印象派の名品ばかり、これだけ印象派のコレクションをたっぷり見られるのは、滅多にありません。
金曜日の夕方でしたので、のんびり、たっぷり時間をかけて、鑑賞できました。
もう、目から涙、口から涎が垂れ流し状態でした。
でね、アンリ・ファンタン・ラ・トゥールの桃の絵に注目しました。斜め上から描く、構図としても面白いのですが、その美味しそうなこと、たとえようがありません。次に、ルノアールの桃の絵です。燃え上がる炎に包まれたような、真っ赤な桃も、これまた美味しそうです。そうしたら、やっぱり来るなあと思っていました。セザンヌの桃とリンゴの絵です。こちらは立体の妙を目で楽しむものでした。この展覧会、桃に注目してください。
家に戻って、NHK『世界ふれあい街歩き』で、セザンヌが生まれて、晩年を過ごしたエクサン・プロヴァンスでした。
これからよく冷えた桃を食べます。
中から桃太郎が生まれるかもしれません。
それも傲慢で、ぐうたらな、嫌な奴だったりして。
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