July 05, 2009

本当は怖い胸やけ

 胸やけ・・・
 先日、NHKの「ためしてガッテン」で胸やけを取り上げていました。ああ、良かった。同じような症状で苦しんでいる人がいるんですね。
 なぜ、喉に詰まったような違和感になったのかが、よくわかりました。自律神経の反応なんですね。
 一時は心臓のあたりがずきずきと痛んだり、肺がチクチクと痛んだりしたので、昔、患った自然気胸が始まったのかと思いました。

 自然気胸は若い男性に多く、色白で、ひょろっと痩せて、背の高い人が多いと言われています。割と活動的な人が多いようです。起きる時期も春から梅雨時で、晴れた日の午後に起こると言われています。Falconは背は高くありませんが、自然気胸になった時はひょろっと痩せていました。息が苦しく、病院に入院した時は、死ぬかと思いました。胸に穴をあけて、脱気した時に、周りの看護師さんたちが笑いをこらえるのが苦しそうでした。というのも、あまりに条件に合いすぎていたのです。
 自然気胸は女性でも起きるそうです。子宮内膜症が原因のことがあるようです。素人には想像がつきませんけど。

 そうそう、胸やけでした。
 逆流性食道炎ですよね。苦しいのですが、どこの医院、クリニックで検査しても、「別に悪いところは何もありませんよ」「気のせいでしょう」と言われます。
 鼻から内視鏡入れて検査しても、「咽喉の粘膜が少し赤いくらいかなあ、風邪でしょう」と言われてしまします。
 咽喉の違和感、胸の痛み、胸やけ、ゲップなどの症状があったら、逆流性食道炎の可能性があります。
 Falconの場合は行きつけの大きな病院で、そこの耳鼻咽喉科の先生を紹介されて、逆流性食道炎であることが判明して、薬を飲んでいくらか改善しました。
 その後、また苦しくなったので、漢方薬を扱っている薬店で相談したところ、薬剤師の方が「半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)」を薦めてくれました。半夏生と朴の木、紫蘇、生姜が主成分です。10日くらい食前か食間に飲み続けていたら、かなり改善しました。この薬は更年期障害の女性にも処方され、気分が塞ぎがちで、不安が募る時にも効き目があるようです。中国漢方で言われる「梅核気」、梅の実が咽喉に詰まった感じのときに、効き目があるそうです。漢方薬はけして安くはありませんし、正確な判断のできる薬剤師の人に相談してから、買い求めたほうが安全です。

 逆流性食道炎が慢性化すると、バレット食道という食道の細胞が胃液にさらされたために胃の細胞に置き換わる病気になり、さらに食道がんになることもあるので、時間がかかりますが、生活習慣を改善して、根気よく治療する必要があります。

 今は水泳も週1から2回プールへ通ってしています。しばらく休んでいた腹筋運動も再開しました。もちろん、水分や食事を直後は腹筋運動はしていません。

Posted by falcon at 02:04:43 | from category: Main | TrackBacks
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