November 24, 2007

たしかに愚痴った

 反応が返ってくるんで、ちゃんとお答えします。

 Falconは、たしかに講義中、愚痴りました。講義中の注意や決まりごとの説明のときに、授業アンケートの件を持ち出して、説明はします。大学当局にも再三、申し入れています。ところが、窓口となる事務方は、「教授会と自己点検委員会の指示ですから、私たちにはどうすることもできません」の一点張り、たしかにそうです。自己点検委員会では、「教授会の決定事項だ」と繰り返し、さらには大学基準協会、文部科学省まで持ち出されて、責任の所在が無いばかりか、全部、上からのお達しと、お茶を濁される始末。だからこそ、こうして多くの人に、授業アンケートの実態を知ってもらうためにブログを使って訴えています。御理解ください。インターネットのありがたみを感じる。

 授業アンケートを「百害あって一利なし」とは言い切りませんが、今後の実施に関しては、大学独自の判断で、中止することも検討して欲しいと思います。あるいは、匿名の授業アンケートに代わる方法を即刻考えて欲しいと思います。「上からのお達し」で動いているようでは、大学の独立性が保てないですよ。
 授業アンケートは、教員を苦しめ、学生との信頼を失わせる手段です。大学の経費を使うものではないです。
 学生の皆さん、こんな無駄遣いを許して良いんでしょうか!
 講義中の重大な問題は、授業アンケートではなく、別の機関を設置して対応するべきですね。授業アンケートはあくまでも、講義を前向きに改善するものですから。

 Falconは、弁護するような落ち度はしていませんから、自己弁護はしていません。「自己弁護」と受け取られるような発言を繰り返す先生の気持ちも解る気がする。書かれた身にもなって欲しい。人権侵害に繋がる内容すらあるんだから。講義中の発言に関して、苦情があれば、必ず誠実に対応しています。

 まっ、大学の先生なんて、汚れ役なんだよね。研究者なんて、華やかな、人も羨むような商売でないことは確かです。高い年収も慰謝料と思って、鈍感力を鍛えるしかないみたいだ。

Posted by falcon at 00:08:59 | from category: Main | TrackBacks
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