August 29, 2007

学校図書館は一石二鳥?

 安倍改造内閣がスタートしました。

 今回の内閣の課題の一つが地方再生です。
 小泉内閣以来、税制改革が行なわれて、所得税を減らして、地方税を増額しました。これによって、地方交付金、補助金を見直して、減らしてゆく方向を示しています。さらに国の権限を縮小して、「規制緩和」が行なわれています。
 しかし、地方のほとんどが人口の流出による過疎や地場産業の低迷によって財政が逼迫した状態です。

 関西の小学校を今回訪問して、学校図書館が地方再生と教育再生の鍵を握っていると実感しました。
 学校図書館に資料や情報伝達手段(メディア)を用意することで、地元の書店や関連企業が潤います(といっても、土建屋さんほど、儲かりませんが、トホホ)。子どもたちが学校図書館で新たな発想を生み出し、情報活用能力を身につける。そして、地元の産業について調べて、やがては地場産業を支えてゆく。これで、地方再生と教育再生が一挙に解決!と、Falconは未来のシナリオを描いています。

 安倍総理大臣、伊吹文部大臣、聞き届けていただけることを期待しています。公立学校の学校図書館の資料費を、どうか国の歳費で賄っていただけないでしょうか?お願いします。1校に10万円資料費を増額してもらうことで、百科事典1セット買えます。お願いします。
 20年後の日本を考えてください。

Posted by falcon at 21:59:12 | from category: Main | TrackBacks
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