June 27, 2007
ホトトギスが夏を告げる
月曜日、東京の郊外へ用務があったので出かけたら、ホトトギスが「きょっきょっ、きょきょきょっきょきょ」と鳴いていました。平安時代の風流人は、ホトトギスの声を聞くのを待ち望んでいたようです。
残念なことに、大学で国文学を学ぶ学生に、ホトトギスの鳴き方を尋ねても知らないようです。
「東京特許許可局」という早口言葉がありますが、これをホトトギスの鳴き声の「聞き成し」とすることがあります。実際には「東京特許許可局」なんて機構は存在しないのですが、もしかすると官僚の天下り先にあるかもしれません。まさかー!?マジ?
爽やかな初夏を告げるホトトギスには申し訳ないことを書いてしまいました。
郭公や筒鳥もそろそろ鳴き始めるでしょう。自然の声に耳を傾ける心を持ちましょう。それが豊かな心を育みます。
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