April 11, 2010

移動図書館

 ええ、ただいま、他の本を読んでいるので、買っただけなんですが、図書館司書志望の青年が主人公の小説を昨日、書店見つけました。



 マーグリート・ルアーズ著『図書館ラクダがやってくる』(さ・え・ら書房)という絵本も出版されました。これは世界各国の移動図書館を紹介したノンフィクションです。

 Falconは、7年くらい前にチュニジアへ行ったとき、世界自然遺産・イシュケウル国立公園で移動図書館を見つけました。チュニジア唯一の世界自然遺産で、ビゼルト近郊の広大な湿地帯です。アフリカからヨーロッパへ、ヨーロッパからアフリカへ渡る渡り鳥の停留地です。Falconが行ったときは水鳥たちが既にヨーロッパへ渡ってしまったあとだったけれど、伸び伸びできました。チュニジアはアフリカの中では図書館職員の養成が比較的早く始まった国で、国立図書館の新館が最近、開館したらしい。アフリカの中では情報技術も進んだ国です。

 移動図書館と言えば、最近、アメリカの俳優アレック・ボールドウィン氏がニューヨーク州のマサーピカ公共図書館の48年間使われて引退した移動図書館を購入したというニュースを、カレントアウェアネスで読みました。マサーピカは彼が育った街だそうです。アレック・ボールドウィン氏といえば、かつてのイケメン俳優ですが、最近はメリル・ストリープ主演の『恋するベーカリー』に出演していますね。まだ見ていないけど。最近の写真を見ると、かなり太めになって、貫禄が出てきました。すっかり中年のおっさんですね。
 話がずんずん逸れますが、メリル・ストリープは『ソフィーの選択』以来、好きな女優の一人です。たしかストリープは『図書館猫デューイ』の出演が決まっていますよね。 [more...]

19:27:01 | falcon | comments(0) | TrackBacks

図書館「蟻族」

 日曜日の朝、上海万博の開幕を控えている中国の社会事情を取り上げた番組を見ていた。
 2000年以降、中国(中華自民共和国)では大学が急増して、大学を卒業しても、就職できず、運よく就職できても、月額2万5千円程度(日本円に換算して)の低賃金で、狭い集合住宅で蟻のように生活している若年層のことを言うらしい。『蟻族』というタイトルの図書が出版されて、流行語になっているらしい。

 大学で図書館司書の資格を取っても、図書館に就職できない人を「ノラ司書」と名付けた。日本の「ノラ司書」は、今に始まったわけではない。Falconが図書館職員を志した頃から、「ノラ司書」は巷にあふれていた。

 図書館「蟻族」も悪くないネーミングだなあ。

 えっ、また、問題発言になるって?!

 そりゃ、考えすぎだって!そんなこと、あ・り・えません。

08:58:48 | falcon | comments(0) | TrackBacks