June 16, 2008

副都心線に初乗り

 昨日の日曜日、副都心線に初めて乗った。
 渋谷駅で半蔵門線から副都心線へ乗り換えたのだが、ホームからホームまで思っていた以上に遠かった。半蔵門線のホームからは、階段とエスカレータ、エレベータで地下通路につながっている。そこから、すぐ副都心線へのホームかと思うと、結構歩く。渋谷駅からは、4年後、東横線とつながるため、そのための線路が確保されて、大広間のような広さ。今のところ、副都心線の始発駅だ。

 新宿三丁目に向かう。新宿三丁目では丸ノ内線への乗り換えが非常に楽できる。伊勢丹方面へは、まるで誘導されるようにすらすらとできる。そういえば、前回の『タモリ倶楽部』でタモリさんたち御一行が、開業前の副都心線に試乗して、新宿三丁目駅で丸ノ内線への通路のシャッターを特別に開けてもらっていた。そのとき、丸ノ内線のホームに降りた人たちが、副都心線側へやってきたので、東京メトロの案内の方やスタッフが慌てて遮っていた。
 渋谷から直接に新宿の中心地・新宿三丁目へ行くのは大変便利になった。新宿高島屋方面も意外と近い。

 上野・国立科学博物館で開催されているダーウィン展へ行った。閉館ギリギリの時間だったので、かなり空いていて、ゆったりと見学で来た。生きたゾウガメが展示されていたのには、驚いた。それから、保護色で隠れたカエルにもちょっと感動した。

 チャールズ・ダーウィンは弱弱しい人という印象があったのだけれども、子どものころから、昆虫採集とか、好きなことに熱中しているときは、精力的になる人だったようだ。ビーグル号での探検旅行も船酔いに悩まされながら、生き物や自然の驚異に触れるたびに意気揚々として、歩き回り、観察を続ける人だったようだ。Falconも図書館へ行くと、体調の悪さが改善するからね。似ているかも知れない。

 ところで、チャールズ・ダーウィンと同じ年同じ月同じ日に誕生した有名な人物って、知っている?
 共和党で初めて大統領に選出されたエイブラハム・リンカーンです。ともに1809年2月12日に生まれました。リンカーンは奴隷解放運動に力をつくした偉大な大統領でした。今から思えば、奴隷解放という偉業とも言えるかもしれないが、リンカーン自身はもっと世知辛い取引の中で行ったと考えるのが妥当かもしれない。

 副都心線の北参道駅は代々木駅に近いけど、東京体育館のプールへもかなり近い。とはいえ、荷物が少なくて、時間があるときなど、東京体育館のプールから新宿や渋谷まで歩くこともある。ついJRや地下鉄を使ってしまうけど、東京を歩くのも悪くない。パリも地下鉄で行くよりも、歩いて行くほうが楽しい時もある。昨日の夜、NHKの『世界ふれあい街歩き』はパリのモンマルトルだった。
 東京の地下鉄の路線をパリのメトロに喩えるのは、結構面白い。
パリのメトロ4号線は銀座線に似ている。パリ北駅は上野駅で、モンマルトルのサクレクール寺院は浅草の浅草寺だ。苦しい喩えだが、クリシー通りのあたりが、吉原と言えなくもない。メトロ1号線は東西線で、東に競馬場(ヴァンセンヌ競馬場、船橋競馬場・中山競馬場)があることが似ている。東西線の中野は新宿から少し離れているが、西に副都心があることが似ている。比較的新しい14号線は半蔵門線だ。14号線には、フランス国立図書館ミッテラン新館に近い、その名もミッテラン図書館駅があり、半蔵門線永田町駅は国立国会図書館が近い。じゃあ、今度の副都心線はというと、メトロ13号線に当てはまる。尤も副都心線も13号線なんだけどさ、パリの渋谷・モンパルナス(駅名はモンパルナス・ビヤンヴニュ)からシャンゼリゼ・クレマンソ駅を通り、パリの池袋・サンラザールを結び、そこからサン・ドニ方面の郊外へといく。本当はパリの新宿と言えば、レ・アールのあたりがぴったりくるけどね。そういえば、池袋モンパルナスという芸術家村があったっけ。

15:18:37 | falcon | comments(0) | TrackBacks

コメントありがとうございます

 桐一葉さんが繁体字の中国語辞典について丁寧に解説してくださって、本当に頭が下がる思いです。

 Falconが中国語を勉強してみたいと思ったきっかけは、昨年、台湾へ行ったことと、台湾の書店で『越讀者』を買って、読んでみようと思ったことです。台湾の図書館学の本は、何とか読めますけど、一般書となると中国語独特の表現を知らないと読めそうにもないので、辞書を探し始めたのです。

 Falconは英語とフランス語で手いっぱいです。かつて、ハングル、ロシア語、アラビア語、スペイン語、イタリア語に手を出しましたが、どれも身に付かず、文字と初級文法をかじったくらいで、終わりました。中国語は少し勉強して、初級の一歩は踏み出しています。ヨーロッパの言語に比べて、中国語は日本人にとって学びやすいです。発音が馴染みにくいので、それが玉に瑕。それさえなければ、英語とフランス語を放り投げても、はまりそうです。はまってしまうのが恐ろしいので、軸足をフランス語にかけたままでいます。

 でも、今年は北京オリンピックの年ですから、少しは本気を出して学んでみましょうか。中国語の発音を少しでも覚えて、簡体字にも慣れるようにします。東京の交通機関では、中国語の簡体字の表記とハングル表記が増えましたね。

 

 

02:14:15 | falcon | comments(0) | TrackBacks