August 27, 2007

関西へ

 これから、京都府と兵庫県の小学校の図書館を訪問してきます。

 大阪では世界陸上やっているから、大変だろうなあ。織田ユウジが番組で「大阪に来て欲しい」なんて言っていたけど、大阪へ行ったって、会場に入るには、入場券買わなければ、入れないじゃないか!

 それに28日は皆既月食だあ。そんなの関係ねェ!

09:01:09 | falcon | comments(0) | TrackBacks

Falconがひとりごち

 学校図書館のことを教えている先生で、「図書館学の先生は迷惑な存在!」とか発言している先生がいます。

 学校図書館のことを教えている先生の中に、さまざまな人がいます。
 1.図書館情報学、もしくは図書館学を大学院で学んだ人
 2.専攻は違うけど司書資格か、学校図書館司書教諭資格(勿論、教諭免許あり)かを持っている人
 3.図書館職員の経験がある人、司書教諭の経験がある人
 4.大学で心理学、教育学、書誌学などを教えていて、司書教諭講習があるので、しぶしぶ教えることになった人
 5.学校図書館で、学校司書などのスタッフ経験がある人
 6.教員経験があって、学校図書館の係教諭をやったことがある人
 7.司書資格、司書教諭資格も無く、全然関係ないのに、教えている人

 本当は文部科学省が教員の審査を厳しくすれば良いのですが、司書教諭講習をあちこちの会場で行なうため、講師の数の確保に四苦八苦で、玉石混淆状態です。学校図書館なんて、司書教諭なんて、養護教諭や栄養教諭に比べたら、命や食事に関わらないのだから、誰が教えても良いのだけれど。でもねー、沖縄の言葉で言えば、「だからよー」と叫んじゃいたくなるんだよね。
 謙遜するつもりはないけれど、Falconは石、それも屑のような石です。ましてや、「図書館学なんて、学校図書館にいらない」と公言している先生から見れば、私は、石どころか、ゴミ同然ですね。でも、一応、上の条件で、1.2.3.は満たしているのですけど。
 地方の大学では、4.の人が多いです。中には、大変熱心に取り組んで、今では学校図書館の専門家になっている人もいますが、辛い立場で教えている人も知っているので、責めるつもりはありません。
 それにしても、「学校図書館で、図書館学、あるいは図書館情報学は要らない」というのは、あまりにも酷いおっしゃりようじゃありませんか。教員経験があって、分類・目録はほとんど分からず、情報メディアの活用についても関係ない、読書活動と学習指導さえ学校図書館でできればいいと思っている先生が言っています。
 私は、小中高の教員経験がありません。それに学識も豊かでありません。だから、教員経験がある先生のご意見は貴重と思い、耳を傾け、オープンマインドにしています。ところが、分類・目録や情報メディアに疎いことからくる僻みでしょうね、「学校図書館に、図書館学は要らない」と明言される大先生がいます。学者の僻み、恨み、嫉み、企みは怖いですよ。
 医学に薬学は要らない、天文学に物理学は要らない、地質学に化学は要らない、古生物学に生物学は要らないと発言したら、学会から追放されるか、エキセントリックな発言をする人として、珍しがられますね。
 ブログでブツブツ言って、夜が明ける。ああー、嘆息。

02:51:15 | falcon | comments(2) | TrackBacks

待ちに待った世界遺産チュニス旧市街

 9月16日のTBSの世界遺産では、チュニジア共和国の首都チュニス旧市街が登場します。待ってました!よっ、大統領!元大統領は、チュニジア建国の父ブルギバです。

 鋲などを打って、さまざまな模様を描いたチュニジアン・ドア、スーク(市場)に漂う香辛料の香り、礼拝の時を告げるアザーン、旧市街の狭い通路で売られているサボテンの実、夜のしじまに漂うジャスミンの香り、干し柿のようなデイツ(ナツメヤシの実)。。。。。。
 チュニスを訪れたら、是非ハマム(公衆浴場)に行きましょう。町のあちらこちらにあり、曜日や時間帯によって休業したり、男性専用、女性専用に変わったりします。もとから男性専用、女性専用のハマムもあります。有名なのはハマム・カシャシーンです。入口にペンキで小さく「ハマム(勿論、アラビア語か、ブランス語で)」と書かれてあったり、ハマムは看板を掲げていることが少ないし、ガイドブックに紹介されていないハマムも多く、地元の人に場所を尋ねるのが一番です。英語は若者なら片言は話しますが、アラビア語かフランス語で尋ねてください。きっと親切に教えてくれます。ハマムの周辺には、大体、床屋、つまり散髪屋、美容院があります。ハマム・グラナは散髪屋の奥にあったくらいです。それから、下着(男性用はビキニタイプが多い)を売っているお店が集中しています。というのも、ハマムでは同性であっても局部は絶対に見せてはいけません。同性愛にハッテンすることを防いでいます。そのため、水着、下着、場合によってはタオルや、麻袋のような布(キリストが磔のときに身につけた布みたい)を持参するか、近くの店で買うか、ハマムで借ります。日本の銭湯のように男同士だからと言って全裸になってはいけません(逆にイスラムを信仰するムスリムが、日本の銭湯で全裸になることをためらう)。
 入口には番台があり、料金を払います。これは日本の銭湯そっくりです。番台のおじさん、おばさんは、気さくで、お金を払うと、おしゃべりが止まりません。「日本人かい、よく来たなー、ゆっくりしていけよ」、付き合っていると、入るのを忘れます。
 ハマムでは、垢すりと整体マッサージを頼みましょう。信じられないくらい安い!値段は交渉で決める場合と、番台で予め払う場合があります。これが気持ち良いです!
 ハマムに入ったら、大きな大理石の台の上に横たわり、じっとり汗が出てくるのを待ちます。下から暖められているので、焼かれた秋刀魚の気持ちがわかる。たっぷり汗をかいたら、桶に水を汲んで頭からかぶります。浴槽のようなのがありますが、身体が浸かってはいけません。足湯のように足を浸けます。古代ローマ時代からのサウナ風呂の伝統が息づいています。
 垢すりとマッサージのおじさん(お兄さん)が登場。あなたが男性なら、アラビア語で「アンタ」と声をかけてきます。アラビア語で男性の二人称が「アンタ」なんです。垢すりは石鹸をつけた専用の手袋で丁寧に身体の隅々まで洗ってくれます。頭もごしごし洗ってくれる。そして、整体マッサージ。終わると力が抜けて、しばらく放心状態。
 そんなこんなで、時が経つのも忘れて、ハマムでくつろいでしまいます。 [more...]

01:39:58 | falcon | comments(0) | TrackBacks