November 01, 2005

呪いと癒し

 ブログを開設したばかりで,いきなり,ヒキになる話で
お許しください。
 宮島鏡著 鬼頭玲監修『呪い方,教えます。』(作品社)を
ちょうど丑三つ時に読み終わりました。
 さらに昨夜はハロウィンでした。

 正直に申し上げます。これまで,人を呪ったことがないとは
言いません。割合では言えませんが,相当の時間,人を呪って
いました。そして,ミジメな自分を呪い,自分の人生も呪って
きました。

 呪いは犯罪ではないと,著者は説きます。そして,呪詛を
行い,自分を見つめて,早く人を呪う思念を断ち切りなさいと,
前向きに捉えています。
 また,呪い返し,物忌み,護身の呪法で,自分の身を守り,
呪われているという被害妄想をなくして,より強い自分を
取り戻しなさいと説いています。
 紹介されている呪法を実行することは,大変なエネルギーを
使うことですので,私には到底できません。
 止むに止まれぬ思いを解消することが,この本の目的です。
 人の心を傷つけたり,犯罪を犯すことよりも,人知れず,
呪う気持ちを解消することが大切だと著者は説いています。

 読み終わって,穏やかな癒しの気分に包まれました。

 ちなみに図書館での分類は,超心理学のところで,147.1
です。

Posted by falcon at 02:51:02 | from category: Main | TrackBacks
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