December 26, 2012

中植和弥さんのCDを探しています

 ああ、サブい。大寒波襲来で、身も凍る夜です。

 寒いときは、沖縄のころのことを思い出します。

 でね、沖縄民謡として知られる『十九の春』のことは、何度か、このブログで取り上げました。

 『十九の春』には、さまざまなヴァージョンがあって、どれも味わい深いのですけど、その中でも極めつけは『ジュリグワ小唄』です。
 「ジュリグワ」とは、夜の街のお姉さんのことです。まあ、春をひさぐ女性のことです。「〜グヮ」って言うのは、沖縄のことばで、言語学的には「小さい」って言う意味の縮小辞なんです。イタリア語やフランス語にも見られます。〜ッティとか、〜ットって言うのは、大抵が縮小辞です。人を表す語につけると、「〜ちゃん」という親しみや心ゆかしい気持ちを表します。渥美清さんが演じる寅さんが「おいちゃん、おばちゃん」って言っている雰囲気といえば、伝わりますかね。なんだか難しい話に入り込みました。

 でね、『ジュリグワ小唄』を中植和弥さんという歌手が歌っているんです。フォークソング調ですが、これが哀愁に満ちていて、何とも言えません。そのCDを探しているんですけど、見つかりません。もし、情報があれば教えてください。

Posted by falcon at 23:28:19 | from category: Main | TrackBacks
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