March 20, 2009
フランスで大規模なストライキ!図書館は?
先日、フランスでは交通機関だけでなく図書館でもストライキがあると書き込んだら、本当に起きていました。今回のストライキでは、図書館職員がストライキを起こしているのではなく、ストライキの影響があって、閉館しているところが多いようです。ニュースによれば、交通機関だけでなく、公的な機関である学校でもストライキに突入したようです。
5年前、フランス第3の規模の都市リヨンへ行ったとき、リヨン市立図書館の視聴覚コーナーだけがストライキで見学できなかったことを覚えています。ほかの一般書、郷土資料のコーナーは、問題なく閲覧できました。(リヨンの中央図書館は高層でフランス国鉄の駅前にあって便利だった)
パリへ戻って、バルベス=ロッシュショワル駅の近くの「黄金のしずく通り」の図書館もストライキで閉館していました。
日本で図書館がストライキで閉鎖になるなんて考えられませんよね。利用者のことを考えると、ストライキはありがたくはありませんが、ストライキをするくらいの気概を図書館職員は持つ必要があると思います。フランスの図書館職員は、ストライキで政府に要求する力がある一方で、それだけ自分たちの仕事に対して誇りと自覚があるのでしょう。考えさせられるものがあります。
「図書館」を甘く見るなよ! なめたら、いかんぜよ!
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