ぶらぶらライブラリアン

「図書館への避難勧告」？

　フランスは、ここ約10日間、晴天が続いています。日中は半袖、半ズボンで街を闊歩する若者もいます。もうすっかり初夏の陽気です。このままだと、今年の夏は相当暑くなりそうです。
　傘が手放せないくらい雨が降るブルターニュ地方ですが、今日も雲一つない快晴です。土曜日に冷たい雨が降ったくらい。すぐ止んで、晴れました。

　12年前の2003年、フランスは大変な猛暑で、多くの老人が熱中症で倒れました。フランスは北国ですから、北海道と同様で、冷房設備が無いところが多い。パリ市では、暑い日中は冷房設備が完備された「図書館への避難勧告」が発令されました。もしかすると、今年の夏もヨーロッパは大変な猛暑になるかもしれません。

　2003年はイラク戦争が始まりました。去年からですが、ウクライナ・クリミア問題、「イスラム国」、そして2015年、シャルリ・エブド事件と中東地域が危機的な状況に陥っています。ともに同じひつじ年です。

　そういえば、2003年、日本では12学級以上の学校に司書教諭が配置された年です。今年2015年は学校司書の配置です。

　あまりにも共通点が多い。

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