February 21, 2013
遊びじゃなかった!北海道
戻ってきました。札幌雪まつりへ行ったことを書きましたが、今回は仕事で北海道へ行きました。連日、最高気温が氷点下となる大寒波が襲来して、毎日ほとんど雪が降っていました。晴れていても雪が降っていました。格好よく言えば、風花が舞っていました。
札幌で雪まつりを楽しんだ後、7日間ずーっと講義していました。このくらいのことは頻繁にやっているので、余裕でできるはずだったのですが、とにかく寒く、へとへとになりました。
帰りは札幌に戻り、北広島市大曲にある北海道新聞社印刷工場のフムフム館へ行きました。この日はトンデモナイ大雪で、自分でもよく辿りついたなあと思います。でも、行って良かったです。大変勉強になりました。昭和60年ごろまで、北海道新聞は活字で鉛の印刷原版を作っていたということに、本当に驚きました。
今は平版印刷でアルミニウムの原版を使っていました。なので、「活字」ではありません。
新聞の情報がとても貴重なことが、改めてわかりました。
札幌市中央図書館に立ち寄ったのですが、18日から蔵書点検中で休館でした。
それで、円山動物園へ行きました。
2年くらい前にも行ったのですが、冬の動物園は味わいがあります。日本の動物園では飼育例の少ないダイアナモンキーなど、旭山動物園とは違った見所があります。最近、開館したばかりのアジアゾーンもなかなか良かった。クロザルの1頭が最近、亡くなったらしく、残った1頭が寂しそうでした。
密輸が発見されて動物園で保護されているスローロリス(原始的な猿の仲間)の展示には胸が痛みます。動物園の存在意義にも疑問を感じますけど、本当にツライ。
爬虫類・両生類館のヤドクガエルの展示も興味深かった。
九官鳥が飼育されていました。たどたどしくコンニチワと話します。九官鳥って、自然環境では減少している貴重な鳥なんです。
動物園って、本当にいろいろなことを考えさせてくれます。
新千歳空港で少し時間があったので、空港内の温泉に入りました。7日間ぶっとおしで仕事したので、このくらいのリラックスをしても罰は当たらないでしょう。
でも、これだけ観光していると、7日間仕事していたと言い訳しても、わかってもらえないだろうなあ。
そういえば、北海道は1日中、氷点下でしたけど、意外に寒くなかったです。暖房設備がしっかりしていることと、札幌には地下街があります。
雪道を歩いていると、バランスを取るために体中のあちこちの筋肉を使うので、体が温まります。結構、身体のトレーニングになっていました。その分、疲れましたけどね。
東京に戻ってみると、北海道よりも暖かいのにひどく寒く感じます。余り筋肉を使わないのでね。
20:13:13 |
falcon |
comments(0) |
TrackBacks