May 30, 2012
オリンピックをめざして猛特訓する水泳選手を演じた人が
今年はオリンピック・イヤーですね。ロンドン・オリンピック、北島選手をはじめ、日本の水泳選手を応援したいと思っています。
ところで、あるとき、ふと、俳優の渡辺篤史さんが出演していた、オリンピックをめざす水泳選手たちの青春を描いたテレビドラマがあったなあと思いだして、どんな内容だったかなと、サーチエンジンで検索しました。たしか、主人公は女子高校生だったなあと思って。。。。。。
見つかりました!
1968年、メキシコ・オリンピックが開催された年、4月から9月まで約半年間、放映されていた『青い太陽』です。そういえば、この間の金環日食は東京地方は曇っていて、太陽は青く見えました。そんなことは、どうでもよくて、主人公を演じていたのは小林幸子さんです。
「えっ、小林幸子?まさか、あの演歌歌手の小林幸子さん、紅白で派手な演出する、あの小林幸子さん?」
そ、そ、そうなんです。
初めは、同姓同名の女優さん?、それとも、コバヤシ・ユキコって名前の人かなあ?と、いぶかしく思ったのですが、やはり、演歌歌手の小林幸子さんでした。たしかに、その面影があります。サーチエンジンで、サーチ子さんが見つかったというわけです。
「うん、もう、おやじギャグはやめて!」
当時、スポーツ根性物語が大流行していた時代で、その中にあって、水泳部を舞台にしたドラマって、ちょっと異色だったんですよね。渡辺篤史さんの水着姿が結構カッコよかったんです。
たしか白黒映像だったと思います。
カラーテレビが登場したころは、ブラウン管の画面に「カラー」の表示が付きました。そういえば、映画の広告に「総天然色」とあった時代もありましたね。
「ところで、Falconさんって、いくつよ?」
それは秘密。
00:39:40 |
falcon |
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May 29, 2012
絶望という名のブラックホール
NHKの番組『100分で名著』でカフカの『変身』が取り上げられていましたね。あの番組でも、カフカの研究家である頭木弘樹さんが登場していました。その頭木弘樹さんの著書の紹介を新聞で読んで以来、ずうっと気になっていました。
読み始めました。
もう止まりません。夜寝る前に枕元で読み始めると、没頭してしまいます。カフカの深く、暗い絶望に引きつけられて、耽溺してしまいます。まさに「絶望という名のブラックホール」です。
カフカは父親に対して強烈な劣等感を持っていたようです。カフカは逞しい父親に「敗北」しています。
その気持ち、すごく共感できます。
Falconの父親は肉体労働をしていましたので、背は低かったのですが、屈強な体躯をしていました。それに人一倍苦労したので、生きる術に長けています。
Falconは図書館職員を志した時に父親に大反対されました。カフカと同様に、父親に生き方を批判されました。
自分と同じ境遇の人に出会うと、本当に共感してしまいます。
ですが、昨年の春から、水泳教室に通い、ついでにトレーニング・ルームで鍛えています。胸が膨らんできました。筋肉がついたのです。
以前、チェコ共和国の首都、プラハに行ったことがあります。
プラハ城の中に、錬金術師たち住んでいたという家が立ち並ぶ、ファンタスティックな小道があります。その家の一つにカフカが住んでいたらしい。今は土産物屋になっていて、とても小さな家です。
ちなみに頭木氏の著書はソフトカバーですが、装丁がハードカバーのようになっていて、「はなぎれ」がついています。「はなぎれ」とは、表紙と本体を接続している部分を隠すためにつけられた小さな布切れです。「はなぎれ」は、言わば、本の「下着」です。(ソフトカバーには「はなぎれ」はありません。つまり、ノーパンっていうこと)本の上と下についていて、小口の奥まったところを見てください。
この本の「はなぎれ」は真黒です。表紙も真黒ですから、一瞬、気がつきません。指で触れて、「はなぎれ」があることに気が付きます。
「はなぎれ」は出版社や装丁家の思い入れが現れます。
21:30:53 |
falcon |
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May 28, 2012
懐かしい立川高島屋のミートソース焼きそば
28日の朝、出勤前にTBS『はなまるマーケット』を何気なく見ていたら、立川高島屋の「ミートソース焼きそば」が期間限定で復活した情報を伝えていた。今日、5月29日で終了とのこと、ああ残念!びっくりしたのは、司会のやっくん(薬丸裕英)が高校時代、立川駅から通学していて、この焼きそばとは違う「カレー焼きそば」を食べていたと語っていた。これじゃ、何に驚いたのか、わかりにくい。やっくんが立川駅から電車に乗っていたということに驚いた。
まあ、そのことは置いといて、「ミートソース焼きそば」は我が青春の味である。高校生のとき、よく立ち寄って食べた。150円だったと思う。腹が減ったとき、ちょうど良い量だった。キャベツともやしのソース焼きそばに、青のりをまぶして、その上にミートソースを少しかける、実にシンプルな料理なんだけれども、これが格別にうまい。
期間限定で復活して、すぐ完売したというのも、うなずける。立川市民はもとより、地域住民に愛された味である。
立川には、いまでこそB級グルメだけれども、駅のホームの立ち食いそば屋「奥多摩そば」の「おでんそば」がある。いくつか種類があるが、一番人気があるのは日本そばにさつま揚げをのせて、からしをつけて食べる「おでんそば」である。わざわざ遠方から食べに来る人もいる。
ある小説の舞台にもなっているけど、なかなか味わいのある町である。
23:51:25 |
falcon |
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May 27, 2012
文学、恐るべし!
ときどき、文学作品は恐ろしいと感じます。文学作品が事実も真実もゆがめてしまうことがあります。
その、もっとも顕著な例が、「赤穂事件」、俗に「忠臣蔵」です。私たちが知っている話のほとんどが、歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』と、それに基づく映画やテレビドラマで描かれ、語られたことです。日本人に最もよく知られている歴史的事件なのに、歴史の教科書には、ほとんど書かれていません。何が真実なのか、ほとんどわからないのです。聖徳太子の時代のことなら、謎が多くても仕方ありませんが、江戸時代であっても、本当のことがよくわからず、「虚構」が知れ渡っているのです。
そういえば、『平家物語』も、ある意味、重大な影響を後の歴史認識に与えています。
義経の一の谷の合戦における鵯越、那須与一の扇打ち等のエピソードは、『平家物語』で語られたことなのに、てっきり歴史上の出来事のように思いこんでいます。
川合康著『源平合戦の虚像を剥ぐ:治承・寿永内乱史研究』(講談社学術文庫)を読み始めて、「ああ」と溜息をつくばかりです。源平合戦で知っていることは、『平家物語』に書かれていることばかりでした。歴史的な事実と判断できることは、全くといって理解していません。
「文学作品にこそ、大ぴっらに言えないことが書かれている、それこそが真実なのだ」と考えれば、たしかに、そうなのですが、文学は所詮、虚構です。虚構こそ、真実であると思いこんでしまっては、「事実」の立場もありません。
かといって、「虚構」を虚構として楽しめないのも、野暮というものです。
野暮でも事実を究めるのも良し、粋ながら虚構の夢に遊ぶのも良し。虚構を事実に置き換えて、人をだますのだけはしたくありませんね。迷惑にならない程度にだますのは許せますけど。
「何か、文句あるの?」
いえ、何にも。。。。。。
21:33:44 |
falcon |
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May 23, 2012
原因不明の不眠、頭痛、歯痛
歯科で治療を始めて、だんだん痛みが無くなって、安心したのも束の間、前歯が急に痛み始めました。「先生、前歯が痛みます」
「えっ、どこ?」
「ここです」と、舌で痛む歯を触れました。
「歯肉も大丈夫、虫歯もないし、歯肉が下がって、象牙質がむき出しになって知覚過敏にもなっていない。何で痛むのかわからないね」
「とにかく、痛みます」
で、1日のうち、たまに激しく痛みます。
原因が全くわかりません。その上、頭痛がします、よく眠れません!
それで、古新聞を片付けていたら、医療コラムを発見!
原因不明の歯痛に苦しむ人の症例が紹介されていました。
虫歯もなく、歯肉炎もない場合、噛む癖から、脳が歯の痛みを感じることがあるそうです。神経が痛みを誤認して、歯やあご周辺の痛みなるそうです。
人間はストレスを感じると、歯を噛みしめます。いじめられたり、嫌みを言われたりすると悔しくて、歯をぐっと噛みしめますよね。それがイケないのです。顎の関節の軟骨がすり減るんですね。顎の痛みが歯の痛みと交錯してしまうのです。
そういえば、父の入院、逝去、葬式と、尋常でないストレスを感じていました。そのうえ、通常の仕事、学会の仕事をこなして、トレーニング・ルームと水泳教室に通っていました。パソコンを操作するのも、ストレスになり、歯を噛んでいます。
一日のうち、何回か、口を大きく開けて、歯を噛みあわせないようにしました。顎や顔の周りの筋肉をマッサージして、耳の近くのツボを押したら、少し歯痛が取れました。
一番良いのは、ストレスの原因を無くすことですが、無くすことは無理です。
1日のうち、何も考えずに、口をあけて、過ごすのが良いみたいです。
そして何よりも、専門の医師に相談することです。
歯科とペイン・クリニックの先生に相談することです。
22:15:09 |
falcon |
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