April 03, 2010

「ウィークエンドはローマで」

 春はフレンチ・ポップスがぴったりですね。それも軽くて、ちょっぴり哀愁が漂って、ふっと息が抜ける感じの曲が良いんです。

 エティエンヌ・ダオー(Etienne Daho)って、憶えていますか。1980年代に活躍したフランスのイケメン歌手です。フランソワーズ・アルディーに憧れて歌手になった人です。アルディーとともにデュエットする曲もあります。イケメンと言っても、もう、いい加減中年おじさんですけど。



 彼の代表曲と言えば、「ウィークエンドはローマで(Weekend a Rome)」です。そうそう、またまた前置詞のaの上に付くアクサン・グラーヴが表せないので悪しからず。
 今からすると、古めかしい、当時流行ったテクノ・ポップの調べが妙に懐かしい雰囲気です。
 気分が落ち込みそうになった時、聴いてみてください。かなり気分が盛り上がります。ただし、落ち込んでしまったときは、手遅れです。楽しそうな人が恨めしく思えますから、他の曲で気分転換を図りましょう。フランソワーズ・アルディーの「もう森へ行かない(アルディーの青春時代)」なんか、どうかしら。
 えっ、もっと落ち込むから、聴かないほうが良いって!
 まあ、そうかもね。
 じゃ、シャルル・アズナブールの「春になったら戻っておいで」が良いかもしれない。そういえば、アズナブールは元気ですよね。シャルル・トレネ、アンリ・サルヴァドールがこの世を去ったあとのシャンソン界の大御所として、まだまだ歌声を聴きたい人ですね。

13:28:22 | falcon | comments(0) | TrackBacks