December 14, 2010

ゴッホ展へ

 月曜日、国立新美術館へゴッホ展を見に行きました。
 なぜか、国立新美術館へ行くときは雨が降っています。飴が降っているから、なんとなく美術館へ行く気分になるんですね。

 印象に残ったのは『フェルト帽を被った自画像』『アルルの寝室』『アイリス』くらいです。あと、じゃがいもの静物画2点くらいかな。
 ゴッホの作品はいろいろなところで見ているので、今回のゴッホ展は、ちょっとインパクトが小さかったかも。
 ゴッホ以外の画家の作品が印象的でした。スーラ、シスレー、シニャック、モネは、印象的なはずです。印象派ですから。

 で、ゴッホ展の後、3階にあるライブラリへ行きました。展覧会の図録が多く、見損ねた展覧会の図録を見るのには最適です。勿論、美術書も多く、参考になります。横浜美術館よりは閲覧室が狭いかな。利用者があまりいないので、静かで、展覧会のあと、心を落ち着けるのに最適ですね。

 そういえば、ゴッホが生きた時代は、ちょうど『蒼穹の昴』の西太后の時代にぴったり重なります。ゴッホがピストル自殺を図るのが日清戦争がはじまる4年前です。『坂の上の雲』の時代とも重なりますね。
 19世紀の激動の時代に生きていたのですね。

01:44:42 | falcon | comments(0) | TrackBacks