April 03, 2009
旅の図書館
ただいま!最近、やたらとフランスの話題が多かったので気になったかもしれない。実は今日、パリから帰宅したばかり。
フランスも朝晩と肌寒いが、曇っていなければ、陽光がまぶしく、春爛漫。これからしばらくはフランスの話題が続くかもしれないけど、ご容赦を。
今回は5年前に出会った人とメールで連絡を取って、再会した。日本から図書館のことを調べに来たというので、よく覚えていてくれた。その話は専門的な話になるので、ブログに書く必要はないだろう。
今回の旅でもあちこちの図書館を訪ねた。
まず最初に訪ねたのが、パリ市の「旅の図書館」。パリのトロカデロ広場の近くにある。
「いきなりトロカデロ広場と説明されても、わからないじゃない!」
はいはい、そう来ると思いました。
パリのメトロ6号線・9号線のトロカデロ駅で降りて、エッフェル塔の見える広場(ここからのエッフェル塔の眺めは最高!いつでも観光客がいっぱい)を背にして、左手を見ると(初めての人にはわかりにくい)パッシー墓地がある。その墓地沿いを少し上り坂になる道を上がってゆく。しばらくするとフランス国旗が見えるので、そこが図書館。
図書館の入口をはいると、すぐ右手が児童室でお母さんたちと子どもたちがいっぱい。
地下へ階段を下ると、通路の左手に「旅の図書館」がある。ここは、もともとフランス・ツーリング・クラブの蔵書をもとに設立された図書館だが、今はパリ市立図書館の一つ。旅に関する情報は何でも揃っている。約20,000冊の蔵書と13タイトルの旅に関する雑誌を所蔵する。旅行者でも閲覧、複写コピーが可能。また登録すれば貸出できる。日本からの数日程度の滞在の旅行者が借りるのは無理かもしれない。日本から資料の検索ができるので、予め閲覧する資料の情報を把握しておくとよい。
通路の奥がトロカデロ図書館の一般書のコーナーで、広くもなく、蔵書も少ないが、まずまず必要な資料はある。
日本にも旅の図書館がある。財団法人日本交通公社がう運営している。私立の専門図書館。場所は東京駅八重洲北口に近い第2鉄鋼ビルの地下にある。
今回、ブルターニュ地方を旅したので、ブルターニュ地方について調べた。
トロカデロの「旅の図書館」は、図書館に全く興味のない人でも、フランスだけでなく世界の国々、地域を訪ねることに興味のある人、もちろん旅行者でも一度は訪れたい図書館である。
パリ市の図書館なので、閲覧だけなら、誰でも可能。
パリ市には図書館が67ある。トロカデロ図書館のように旅の図書館と場所が重複するのもあるので、のべで67ある。パリの図書館めぐりをしたいのであれば、図書館で青い表紙がついている折りたたみ地図をもらっておこう。黄色い表紙はパリ市立図書館の専門図書館の案内だ。どちらも司書の人にお願いすれば、もらえる。最寄りのメトロの駅、開館の曜日と時間、対象者などが書かれているので、止まっているホテルの近くに図書館があるか、確認しておこう。
22:04:34 |
falcon |
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