August 01, 2007

学校図書館でのブックトークは罪なこと?

 学校図書館の集会に参加してきました。
 学校図書館の読書活動というと、ストーリーテリング(素話し)・読み聞かせ・ブックトーク(三種の神器)があります。最近では、アニマシオンという手法も用いられています(金科玉条のごとく、三種の神器を奉っているのも、いかがなものかと思いますが)。
 ブックトークとは、あるテーマについて数冊の図書を紹介することです。たとえば「夏」をテーマに本を紹介します。ティム・ボーラーの「川の少年」とか、マイケル・モーパーゴの「ケンスケの王国」など、オススメです。
 ですが、学校図書館で40人のクラスの児童・生徒に、ブックトークで、その図書館に1冊しかない図書を紹介してしまうと、その本の奪い合いになるか、諦めて誰も借りないかのどちらかになります。
 「それなら、近くの学校図書館や公共図書館で複本を借りてくればイイじゃん!偉そうに言うな!」
 そうなんですけど、蔵書の少ない学校図書館で、ブックトークをやっても、1冊の奪い合いになるでは罪つくりですね。ブックトークは複本がある公共図書館で行なうのがベストでしょう。
 

00:24:37 | falcon | comments(0) | TrackBacks