November 10, 2019
『愛と追憶の泥濘』
横浜市の学校司書が主人公です。学校図書館については丁寧に描写されていますが、主人公の私生活については共感できないというか、正直、拒否反応を起こします。
学校図書館だけで小説にできたと思います。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784344034839
01:50:39 |
falcon |
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大腸憩室炎を再発
憩いの部屋といえば、聞こえはよいが、大腸がパンク寸前の状態。4年前に発病して入院、年の暮れだった。
2年前は夏に再発。
今回は痛みに耐えきれず、仕事も休んで、クリニックに駆けつけた。幸い軽症だったので、薬を処方してもらい、安静にしていれば治るらしい。
01:42:50 |
falcon |
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April 01, 2019
久しぶりにフランス
3月下旬、フランスの公立のドキュマンタリスト教員(学校図書館教員)の研究大会へ行ってきました。場所はグルノーブル、フランス第2の都市と言われるリヨンから列車で1時間くらいのところです。街のあちこちでフランス・アルプの山並みが眺望できます。
作家スタンダールの故郷です。
ナポレオン1世がエルバ島から脱出して、帰還する途中に立ち寄った宿屋がレストランとして開業しています。
フランスで美人の湯として知られるUriage温泉(町から車で20分くらい)へ行こうと思いましたが時間がなく、断念しました。次回は是非とも訪ねてみたい。
リヨン、パリで図書館を訪ね歩きました。
16:26:42 |
falcon |
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August 04, 2018
すごい本川達雄先生
大好きな本川達雄先生の本です。昆虫・節足動物、軟体動物、棘皮動物、脊索動物、脊椎動物の体の構造を徹底的に説明してくれます。
各章ごとに、本川先生作詞作曲の歌がついている、これがすごい。
特に思い入れがある棘皮動物、その中でもナマコ、脳もなく、心臓もない、ほとんどエネルギーを使わずに生きている。脳もなく、心臓もない生物は数多くいるのですが、ついつい、自分と同じ目線で物事を考えるから、誤解もするし、現実も知らず、管見でしかモノを見ない。
ナマコは、こすって刺激を与えると硬くなります。さらに刺激を与えると、白い液体を噴き出してどろどろに融け始める。おそらくYouTubeなどで動画が見られます。すさまじい迫力ですので、心してみてください。
脊索動物について触れる書物が少ないので、極めて貴重です。そう、Falconが気に入らないと腹を立てている、日本十進分類法で節足動物485の続きにある原索動物485.9です。ナメクジウオやホヤの仲間です。この本で、ホヤのほうが私たち脊椎動物に近いということがわかり、ビックリ。
ちょっと専門的で、「わたし、理科嫌いだったのぉ〜」と叫びたくなりますけど、そこは抑えて、驚きと発見に身をゆだねましょう。
01:12:16 |
falcon |
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ある読書論
森博嗣(もり,ひろし)さんの『読書の価値』(NHK出版新書;547)を読みました。ちょっと冷めた感じで、子供たちに読書を勧めたいと必死になっている人、読書離れが進んでいると憂いている人には、実に物足らない!、読むだけ無駄!と放棄すると宣言するでしょう。
けれども、Falconは正直、納得できました。
同じエピソードが何度か語られていますが、読書の勧め方が暑苦しくなく、さわやかな印象でした。
泣けたとか、感動するとか、叫ばれても、読む気が減退します。
今更、名著です、『夜と霧』を読みましょうと言われても、困る。この本には、そういう売りはありません。
自分で本を選ぶ喜びが描かれている。
あまり期待しないで読むと、著者の考えになじみます。
01:04:42 |
falcon |
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