September 10, 2006

クネゾンって、知っていますか?

 Falconも、ある人から聞いて、その存在を知りました。
 図書館が所蔵している本の書評を、アマゾンのサイトから引き出してくれるサイトです。
 全国の公共図書館のOPAC(オンライン利用者用蔵書検索目録、早く言えば、コンピュータ目録で、図書館のパソコンか、インターネットで使える)を網羅して、地方名を指定して、さらに表示される図書館名を選択して、タイトルのキーワードを入力して、アマゾンの書評を検索してくれます。
 図書館のOPACから見つかる書誌情報は、タイトル、責任表示(著作に関わった著者などの表示)、版表示、出版に関する事項、ページ数、大きさ、付属資料、シリーズ、注記、ISBNと、一般の利用者から見れば、実に無愛想な情報しか判りません。結局、図書館へ行って見なければ、肝心なことは判りません。
 そこで、クネゾンはアマゾンの利用者が書き込んだ書評と図書館の所蔵情報を結びつけたというわけです。最近、書店で見かける「ポップ」を図書館でつけてくれると、「ありがたいなー」と思っていたら、同じようなことを考えていた人がいました。もちろん、書評だけでなくジャケット(表紙を被う紙、細かい事を言うと、英語のcoverは表紙そのもの)の写真も見られます。

 検索のキーワードに、もっと工夫してもらえれば、使い勝手がいいシステムになるでしょう。今はタイトル・シリーズの一部だけをキーワードとしているようです。
 インターネットによって、図書館のシステムは大きく変わっていくでしょうね。期待しましょう。

Posted by falcon at 03:44:19 | from category: Main | TrackBacks
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