June 27, 2015

オランダのマーストリヒト

 昨日、次の宿舎を決めました。いろいろ不満、不安があるけど、わがままを言っていてはことが進みません。レンヌ第2大学のそばだから、やむなし。
 今日はレンヌ駅を昼過ぎに出てパリへ向かい、パリ・モンパルナス秋で下車して、地下鉄6号線に乗り、ダンフェールロシュロ駅でRER・B線に乗り換え、北駅Gare du Nordで国際列車に乗りました。モンパルナス駅から北駅まで50分乗り換え時間なので、余裕と思っていたのですが、一苦労でした。6号線、RER・B線の乗り換えは順調だったのですが、北駅で降りてから歩いたこと、列車に乗ろうとしたら、乗る車両がずうっと先で、たどり着いたら、なんと地下鉄2号線の高架が見える。バルベス・ロシュシュロアール駅のそばじゃありませんか。列車の手前はブリュッセルで切り離す車両で、ドイツ・ケルンへ行く車両は進行方向の先頭の4両でした。レンヌも暑かったけど、パリは猛暑。地下鉄もRERも蒸し風呂です。やっとの思いで席に着いた時には発車時刻寸前。
 1時間20分くらいでベルギーのブリュッセル駅につきます。こんなに近いんだ。
 リエージュ駅には18時20分くらいにつきました。トイレに入ろうとしたら、マダム・ピッピがでーんと控えていたので、我慢できると自分に言い聞かせて、マーストリヒト行きの列車は3番線とあったので、ホームに行くと、別の列車が。係員にフランス語で尋ねたら、「アナウンスがあるから、よく聞いて」との返事。まもなく、ホーム変更のアナウンスが、5番線へと。エスカレータがあるので楽でしたが、発車直前に変更とは!(イタリアのボローニャ駅でホーム変更のときは階段を転びそうな勢いで降りて、地下通路を駆け抜けました)
 マーストリヒトに着いた時はもうヘロヘロ。
 宿泊先のホテルは駅を出たら、目の前です。良かった。
 今日は疲れたので、中華料理を食べて、気持ちも体も落ち着きました。
 明日はドイツのアーヘンへ行きます。すぐ隣の市なんです。バスも日中は1時間に4本も出ている。ホテルの目の前の50番のバス停です。世界遺産に最初に登録された大聖堂のある町です。世界史で登場するフランク王国のカール大帝(フランスではシャルルマーニュと呼ばれている)の宮廷があった街です。多くの学者が集いカロリングルネサンスが花開いた街。この時代からローマ字の小文字が使われ始めた。ローマ帝国時代からずうっと大文字で書いていたので、読み辛かった。小文字の書記法のおかげで、文章が読みやすくなったんです。日本で言えば、ひらがなが使えるようになったのと同様です。カール大帝即位が西暦800年のクリスマスですから、ひらがなが使われ始めた時期が平安時代、時代もほぼ同じですね。
 で、BS日テレの《世界温泉遺産》でも紹介された、温泉の街です。歴史を感じさせる趣ある街並みと極上の湯、水着に着替えたら、神秘の湯にいざなわれましょう。遠藤憲一さんのナレーションが聞こえてきそう。水着を持ってきたので、明日はアーヘン温泉へ出発です。

Posted by falcon at 04:05:47 | from category: Main | TrackBacks
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