February 25, 2015
冷静に考えて見れば
イスラム国による残酷なジャーナリストたちの殺害に、やり場のない憤りをおぼえる。フランスでのテロ事件も、許しがたい。
イスラエルのガザ地区への空爆、砲撃に対して、私たちは無関心になっていないか。イスラエル建国以来続いている、日常茶飯事だけれど、明らかに尊い命が失われている。
ハマスへの攻撃だとイスラエルは主張しているが、無差別に攻撃するので大勢の子どもたちが犠牲になっている。
イスラム国に参加するヨーロッパの若者たちと、イスラエルに入植を果たすユダヤ人たち。よそ者の日本人だから思うけど、同じに思える。難しく言えば、等価だ。
日本に直接、響いてこないので、気が付かないでいるが、アフリカのイスラム武装集団がキリスト教徒の部族を襲っている、また逆にやられたキリスト教徒の部族がイスラム教徒の部族に復讐する。悪の連鎖だ。かつての支配国、いわば宗主国のフランスは手をこまねいている。
言葉の力は恐ろしい。戦争を美化して、正当化できる。
けれども、それだけ言葉の力は偉大だ。
今だからこそ、ごく当たり前の日常生活を一人一人の生き方に取り戻そう。
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