April 01, 2013

大岡越前

 先日、NHKBSプレミアムで放映された『大岡越前』を観た。
 引っ越し先でBSがみられるのでね。

 かつてTBSで加藤剛さんが演じた『大岡越前』をリメイクしたもので、大坂志郎さんが演じた役を高橋長英さんが演じ、竹脇無我さんが演じた蘭方医・伊織の役を勝村正信さんが演じ、山口崇さんが演じた徳川吉宗を平岳大さんが演じて、妙に懐かしい。テーマミュージックもTBSのものと同様。テーマ・ミュージック由紀さおりさんのスキャットが魅力的だった。

 話はとりわけ感動的ではなかったのに、役者さんたちの手堅い名演技で、思わず涙が出てしまった。

 ところで、殺人の濡れ衣を着せられたという冤罪事件を大岡越前が裁くというストーリーだった。死んだはずの友人が、遠島の刑期を終えて戻ってきたら生きていたところまでは納得できたけど、事件が起きたとき、下手人にされた長吉が血まみれで倒れていた。殺されたはずの人間が生きていたのだから、凶器のノミに付着していた血は誰のものだったんだろう。そればかりが解せなかった。

 「ちょっと、Falconさん、時代劇はそこまで深読みしては面白くないでしょ。大岡裁きを楽しめば、いいのよ」

 まあねえ、たしかにそうなんだけどさ、でも気になったんだよね。

 「ところで、Falconさんも時代劇を観るの?」

 最近はあまり見ないけど、両親が時代劇のファンで、Falconが算数の宿題をしている脇で、両親がテレビの時代劇を観ていた。だから『銭形平次』『伝七捕物帳』『桃太郎侍』など、良く覚えている。

 よよよい、よよよい、よよよい、、、、、めでてえなあ。

Posted by falcon at 01:31:30 | from category: Main | TrackBacks
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