December 25, 2011

言い忘れたこと

 『奇跡を起こすスローリーディング』なんですけど、途中で読むのやめようかと思ったんです。
 著者は「速読よりもスローリーディング」と言っておきながら、文体が速読向きのハウツー本になっているんです。

 でね、最後まで読んでしまったのは、著者がスポーツが嫌いで、野球ができなくて、いじめられて、ルールも知らないと告白しているのに、とても共感してしまったからです。野球ができなくて、辛い思いをしたのは、Falconだけじゃなかったんだと、つい目頭が熱くなってしまって、読みこんじゃったって訳です。

 速読でも、遅読でも、とにかく本を読むことは大切だと思います。落ち着いて考えれば、現代社会は文字が読めないと何にもできません。リテラシーというのは、無理やり身につけるものではなく、ごく当たり前に身につけるものです。
 増田ユリアさんの著作を読めば、文字が読めない、言葉がわからないということは、その社会で存在できないことに等しいことがわかります。

 新年はフランスで過ごします。
 フランスでは、フランス語がわからないと何にもできません。
 これまでサバイバル・フランス語、フラングリッシュで何とか切り抜けてきましたが、本気で頑張らなければなりません。

Posted by falcon at 13:35:27 | from category: Main | TrackBacks
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