February 15, 2010

体力測定

 先日、小雨の降る日、東京体育館に持久力測定へ行った。

 スポーツは、まるっきり自信が無い。水泳も適当にやっている。それも春から秋までしかやっていない。
 最近、階段を登ったり、降りたりが面倒になってきたし、何か仕事をしようと思っても気力がでない。手紙を出すのも億劫になってきた。
 そこで、筋力トレーニングを始めたいと思ったけれども、体力が無ければ続けられない。勇気を振り絞って、東京体育館へ出掛けた。
 東京体育館のプールは春から夏に頻繁に使っている。「今日は体力測定だ!」と気合を入れて、買ったばかりのトレーニング・シャツと短パン、シューズを入れた袋を背負って、チケットカードの発券機の前に立った。健康相談・体力測定は1650円、結構高いと思った。

 トレーニングルームの奥に体力測定室がある。
 まずは説明と問診から。「測定中に心拍数が上がったり、血圧が上昇したりしたら、測定を中止することがあります」と脅かされて、一瞬、不安がよぎった。「測定中止になったら、どうしよう?!」
 身長、体重、体脂肪を測ってもらう。体重は増えた。正月から食べる量が増えているが、運動量が少ないので、体重はいつもより5kg多い。体脂肪も20%に届きそう。いつもなら16%ぐらいなのに。血圧は、普段よりやや高め。寒さと緊張のためだ。心電図は正常値で問題ない。検査はスポーツトレーナーの人、医師、看護師がしてくれる。
 肺活量は、予測された肺機能を120%も上回った。これは仕事柄、教室で声を出しているせいだろう。水泳、腹筋運動のおかげでもある。以前、人間ドックで測った時は緊張のため、予測値を下回り、正常の範囲のギリギリだった。

 固定されたバイクに乗って、約6分間、ペダルに負荷をかけながら、血圧と心拍数を測定する。
 最初はペダルが軽いので、「これなら楽だ」と思ったが、ぐんぐん負荷がかかる。わずか数分間であったが、長時間過ぎたように感じた。

 結果は平均以上。意外と体力があった。よい結果が出たからではないが、初めは高いと思った1650円の費用は安いと思う。

 おかげで自信を持って、筋肉トレーニングと水泳に励もうと思った

Posted by falcon at 13:41:57 | from category: Main | TrackBacks
Comments

tama141:

falconさんお久しぶりです。筋肉トレーニング学生時代はがんばってやりました。何しろ身長高いのに体重が55キロしかなかったので、プロティン飲んで、トレーニングで2年で68キロまで増やしました。ただ腹筋ばかりきたえたので、背筋がやられてその後、腰痛で苦労したので、30代になってから8年間水泳教室に通い、なんとか腰痛克服しています。
ところで、ひとつ教えていただきたいことがあります。
資料選択論ですが、現在の日本の図書館の立場がよく理解できません。利用者の利用とリクエストを敏感に受けとめ、選択に反映させる価値論と要求論を統一した立場に立っているように歴史的経過をみるとなっているよう思われるのですが、そう言い切れるものでもないようなので教えていただきますと助かります。
(February 21, 2010 23:36:08)

falcon:

コメントありがとうございました。
個人的には資料選択理論の価値論・要求論にはこだわりはありません。今の日本の公立図書館の資料選択、つまり選書ですが、表面的には利用者の要求に偏りすぎています。
しかしながら、問題点をはっきり示すとするなら、選書は納入業者の都合に合わせています。「この図書館の図書館職員はきちんと資料を選んでいるのか?」と疑念を持ってしまうくらい、当たり障りのない品ぞろえで、コンビニエンスストアのような図書館が非常に多い。いや、コンビニエンスストアのほうが個性的な品ぞろえになっています。
利用者の要求にこたえているように見えながら、利用者が本当に読みたい本が無いと思います。
身近な者がガンに罹ったので、近隣の公立図書館で抗がん剤についての本を探しても、最近刊行された図書がほとんどなく、10年前の図書しかありませんでした。医療技術は日進月歩です。2年前の情報でも役に立ちません。
図書館職員に言わせれば、「予算が無い」の一言で済まされますが、少ない予算でも、利用者が必要とする資料を選びぬくのが司書資格を持った職員です。
分類や目録を軽視しているから、資料に対する観点が無いのでしょう。
(February 23, 2010 22:33:12)
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