August 19, 2009

宇宙の理論にシビレル

 サイモン・シン著の『宇宙創成』(新潮文庫)を読んでいます。文庫の上巻を読み終えたばかりです。
 ギリシアの哲学者からコペルニクス、ガリレオ、ケプラー、ハーシェル、アインシュタイン、ハッブルと綺羅星のごとき天文学者たちの宇宙の理論が、散らばったジグゾーパズルのピースが組み合わさるように、編まれてゆきます。
 高校生のころ、あんなに難しく感じた特殊相対性理論、一般相対性理論がかなり理解できました。

 天文学者を助けた脇役たちも魅力的です。

 天才と言われた天文学者たちも、誤った考えに拘っていたことも、あますことなく書かれています。

 日本の夏の夜空は、もやがかかったように、星が見えにくいのですが、ついつい見上げてしまいます。

 大著ですが、ページを気にすることなく読み進められます。

 もうすぐ、ガリレオが活躍した国へ出かけます。
 ルネサンス!
 

Posted by falcon at 21:16:47 | from category: Main | TrackBacks
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