May 19, 2009

図書館の自由に関する事例集と高校生

 今日、下高井戸へチェ・ゲバラの映画を見に行こうとして、井の頭線に乗っていた時、車中で高校生が日本図書館協会発行の『図書館の自由に関する事例集』を読みふけっているのを見かけた。あまりじろじろ見るのも悪いと思って気が引けたが、貸出用のバーコードラベルを見ると、近隣の高等学校の図書館のラベルが貼ってあった。

 よほどの専門家しか興味を示さないような日本図書館協会の本が、高等学校の学校図書館の蔵書になっていて、それを借りる高校生がいて、さらに電車の中で読んでいるのに、快い驚きを感じた。おそらく『図書館戦争』を読んで、『図書館の自由に関する宣言』に興味を持ったのだろう。いずれにせよ、図書館に興味を持ってくれることはとてもうれしい。正しい知識を身に付けて、健全な市民社会を築いてほしいと思う。

 近くにリアル砂川がいることに気付いただろうか。

 自分で「リアル砂川」と名乗ってしまっては、お仕舞いだよね。

Posted by falcon at 21:00:41 | from category: Main | TrackBacks
Comments

図書館退屈男:

その沿線の高校と映画館の近くの大学に通っていた図書館退屈男と申します。

高校生のときは当然図書委員、「中小レポート」を読みふけり、「自由に関する宣言」をレポート用紙に書き写して図書室内に掲示、0.5日で顧問に撤去されたのもいい思い出です。

さらには委員長選挙の際に「奴を当選させたら何が起こるかわからない」と当局から対立候補を立てられ、一票差で落選した痛い高校生でした。

若いっていいですね。
(May 21, 2009 21:37:40)
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