July 22, 2008

大学の先生もつらいよpart、いくつだったけっ?

 フジテレビで放映中の米倉涼子さん主演のドラマ『モンスター・ペアレント』を毎回、楽しみにしています。
 小学校だけでなく、大学にもモンスター・ペアレントがやってきます。幸い、Falconは出会ったことがないのですが、成績が間違って付けられたのではないかと、保護者の方が北海道から上京してきて、「大学を訴える」と脅された先生がいたそうです。その学生は講義にあまり出席せず、レポートだけで成績が取れると思いこみ、友人のレポートをコピーして貼り付けて提出したので、担当の先生は、その学生と友人の学生の成績を落としたそうです。その保護者の方とも面談して、レポートの不正行為を指摘しても、わが子かわいさの余り、一方的に先生を責めるばかり、最後には大学を訴えるとまで言いだしたそうです。就職(教職)を控えている学生だったので、保護者も必死だったのでしょう。
 それから、最近は講義で質問して、答えられないと先生に恥をかかせられたと思い込む学生が非常に多く、うっかり質問もできません。かと言って、質問もしないで、講義だけを続けていると、「単調でつまらない」「学生とのコミュニケーションを取らない」とか、もっともらしく授業アンケートに書かれてしまいます。
 居眠りに関しては、私は注意をするのではなく、親切に起こしてあげるのに、居眠りをいちいち注意したと怒り出す学生がいます。じゃあ、起こしてあげなければ、どうかといえば、「大事な説明の時に起こしてくれないから、試験ができなくても、当然だ!」と開き直る学生もいます。どこまで親切にしてよいのか悩みます。
 極端なトラブルを起こす学生は本当にわずかなんですが、質問や居眠りをめぐる問題は割と日常的に起きます。
 最近はいちいちビクビクしなくなりましたが、電車や地下鉄で噂話を聞いてしまうこともあり、こりゃあ、怪談話よりも怖いもんです。

Posted by falcon at 11:06:10 | from category: Main | TrackBacks
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