September 22, 2007

グーグル・スカラーとサイニイ

 これまで学術論文を読むためには、大学図書館か、研究所の専門図書館、国立国会図書館へ行かなければなりませんでした。深夜に締め切り間近の論文の原稿をパソコンで作成しているとき、ふと、「あの論文を読みたい」と思っても、「明日の朝、図書館へ行くかあー」と諦めてしまいました。
 でも、諦めなくても大丈夫、日本国内の学術論文の約300万件を読むことができる国立情報学研究所のデータベース、サイニイがあります。

 国立情報学研究所のサイニイ http://ci.nii.ac.jp/ 

 「これで図書館へ行かなくても大丈夫!」とは言えません。件数が多いと言っても、網羅的に検索できるわけでなく、学術論文の多くは、実際に収録雑誌を見なければなりません。でも、これで、ある程度は読めます。いくつかの引用論文も読むことができます。便利になりました。

 グーグル・スカラーは学術情報に特化した検索エンジンのシステムです。グーグル・スカラーからもサイニイの検索ができます。

 グーグル・スカラー http://scholar.google.com/

 卒業論文の締め切りに追いまくられているとき、グーグル・スカラーとサイニイが天使のように手を差し伸べてくれます。

 雑誌論文を探すなら、国立国会図書館の雑誌記事索引です。

 雑誌記事索引 http://opac.ndl.go.jp/Process
 (ブログからはリンクできませんので、URLをコピーしてアクセスするか、国立国会図書館のトップページからアクセスしてください)

 最近では一般大衆誌の記事も検索できます。試しに「紅茶キノコ」「阿久悠」「松田聖子」で検索したら、検索結果が出てきました。
 一般大衆誌の記事は、大宅壮一文庫雑誌記事総目録で調べると良いでしょう。

Posted by falcon at 01:29:21 | from category: Main | TrackBacks
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