July 26, 2007

台北市立図書館

 研究大会の発表を抜け出して、大会の運営に関わっているボランティア学生に案内してもらって、台北市立図書館へ行きました。会場からは歩いていけそうでしたが、バスで行きました。なにしろ、炎天下だったのですから。
 参考室のカウンターで待っていると、なんと日本語のできる若い女性職員が現れて、丁寧に案内してもらいました。彼女は東京の大学に留学した経験があるようです。
 館内に入って気がついたのですが、台北市民の憩いの場所、大安森林公園のそばに、地上8階、地下2階の台北市立図書館(中央館)は建っています。周囲には大学が多いので、立地条件は最高です。
 7月は大学試験のシーズンなので、受験勉強に勤しむ高校生たちがいました(話は逸れますが、台湾には男子に徴兵制があります。最近、緩和されてきたそうですが)。日本の図書館とあまり変わらないので、違和感はありません。中央館だからだそうですが、視聴覚コーナーが充実していました。
 なんと言っても、地階の児童サービスコーナーは素晴らしかった。改装したばかりだったらしく、地下2階の外国の児童書のコーナーは、台湾の有名な挿絵画家の壁画(可愛い子豚たちが本を読んでいる)と樹木をかたどった柱が印象的でした。日本の児童書もありました。
 案内してくれた彼女は、日本のファッション雑誌が大好き。アンアンが毎月届く時が待ち遠しいようです。
 図書館大好きな皆さんだったら、1日いても厭きません。
 えーっ、「涼みに行こう」って、図書館ですから、一応、資料を利用してくださいね。そうそう、映画鑑賞会をしています。これは大人気だそうです。ちょっとしたムービー・シアターがあります。

 台北市立図書館への行き方
 MRT大安駅からは公園を横切らなければならないので、かなり歩きます。台北駅から237番のバスに乗って、大安森林公園の次、安東市場で降りて、大通りを渡り、公園の東側の道に沿って、北に向かって歩きます。すると右手に図書館が見えてきます。公立図書館なので、観光客でも自由に利用できます。観光客には貸出してくれないけどね。

Posted by falcon at 23:55:28 | from category: Main | TrackBacks
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