July 24, 2007

陽明山温泉

 Falconが図書館のことを書くの期待している皆さん、ごめんなさい。
 またしても、温泉です。
 研究大会が終わって、1日だけ、思いっきり遊んでみました。本当は新北投温泉の露天風呂だけを楽しむつもりだったのですが、時間があったので、陽明山まで足を伸ばしました。市中心部からMRT淡水線に乗り、北投駅で新北投駅へ向かう車両に乗り換えます。と言っても、たった一駅だけの支線です。
 新北投駅を降りると目の前に、広い大通りを挟んで、温泉街へ続く緑濃い北投公園が見えます。公園の入口のバス停から、陽明山へは230番のバスに乗ります。30分間隔でバスは運行しています。Falconは信号を渡るタイミングを逃して、折角目の前に停まっているバスを乗り過ごしてしまいました。士林駅、剣潭駅からのほうが260番のバスが頻発しているようです。勿論、陽明山は台北市内ですので「ゆうゆうカード」が使えます。バスに乗ること30分ぐらい。緩やかな山道を登ってゆくと、硫黄温泉のガス(硫化水素と亜硫酸ガス!)の匂いが漂います。
 「教師中心(教育センター)」で降りると、前山公園の入口です。おでんや麺の屋台が並んで、日本の縁日みたいです。土曜日だったので、大変な人出でした。お年寄りと家族づれが多く、皆、思い思いに椅子を置いて一角を陣取り、のんびりと休日を過ごすのです。
 園内には、プールがあります。ビキニのお姉さん、競パンのお兄さんが泳いでました。たしかプールは「回春遊池」とあったのですが、まさかお年寄りが若返ったわけじゃないよね。
 男性専用の公衆浴場があったのですが、開放時間が決められていて、次は13時からなので、近くの山に登って、台湾の大自然を満喫しました。片道1.2kmなので、往復40分ぐらいかなと思っていましたが、結局1時間かかってしまいました。それでも、登って気持ちよかったです。登山道は整備されているので、軽装で気軽に登れます。
 公園に戻って、公衆浴場に入りました。着がえるところは無く、浴室の中で着がえて、荷物と衣服を仕切られた棚に放り込むだけです。無料なので、贅沢は言ってられません。男性専用なので、素っ裸でOK。おじいちゃんたちが多い!硫黄温泉です。しかも、熱い!草津温泉によく似ています。円形の浴槽に浸かって、じっとこらえていると、熱さに慣れてきます。おじいちゃんたちを掻き分けて、身体に湯を流して、出てきました。出口をでると、蓮の花が咲く池を眺めるテラスがあります。ここで、ゆっくり涼んで、新北投へバスで戻りました。
 陽明山公園は、とても広く台北市民の憩いの場です。高原や湖をめぐるハイキングコースもあります。東京で言えば高尾山みたいです。是非、訪れてみてください。


Posted by falcon at 02:11:09 | from category: Main | TrackBacks
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