April 29, 2007

マダム・ピピによろしく

 フランス人の悪口を書いちゃったので、今度は褒める話をします。
 フランスの公衆トイレには2種類あります。一つはコイン式の自動トイレですが、Falconは一度も使ったことがありません。理由は閉じ込められたら、怖いからです。もし、水が溢れたら、もっと怖い。
 もう一つは、普通の公衆トイレです。でも、日本と違うところは、マダム・ピピと言われるトイレ清掃員がいます。直訳すると「小便おばさん」ですが、まれに大学生のアルバイトで男子学生もしていると聞いたこともあります。残念ながら、Falconは、おばさんしか見たことがありません。
 マダム・ピピがいないトイレもありますが、マダム・ピピのいるトイレは、とにかく清潔で光り輝くほど便器も手洗いも磨き上げられています。便器は用を足すのが申し訳なくなるくらい綺麗です。「使わせて頂きます」と拝みたくなるくらいです。手洗いには滴も無く、ピカピカのところもあります。
 勿論、礼儀として、用を足したら、50サンチーム(1ユーロの半分で、今なら日本円で80円くらい)を置いていきます。感謝の気持ちをこめて、1ユーロ置いてもいい。マダム・ピピの収入も、日本のトイレ清掃員より良いらしい。また、誇り高く、気品もある。
 日本も東京周辺の駅のトイレが綺麗で快適になりました。日本でもマダム・ピピを導入してみたら、いかがかと思います。

Posted by falcon at 23:31:21 | from category: Main | TrackBacks
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