May 20, 2018
サラミス島の修道院
ただいまギリシャの首都アテネ近郊の港町ピウレスにいます。研究大会のため、滞在しています。
サラミス島のパナイア・ファネロメニ修道院へ行ってきました。
サラミスといえば、ペルシャ戦争のサラミスの海戦を思い出します。
サラミス島のファネロメニ修道院は18世紀に描かれた壁画が素晴らしいと『地球の歩き方』にあったので、行きました。ところが『地球の歩き方』には詳細な情報が無かったので、大変困りました。
私はピレウスから843のバスでペラマというサラミス島対岸の港町まで行きました。アテネ圏内なので片道1.4ユーロで行けます。アテネ・トラベルカード24時間券(4.5ユーロ)も使えます。アテネ市内のオモニア広場からもペラマ行きのバスが出ます。ピレウスからペラマまで約30分です。
ペラマからはサラミスまで頻繁に渡し船が運航しています。片道1ユーロです。約15分で対岸に到着します。
問題はここからです。修道院までは8Kmあります。バスが運行していることがわかりました。港の近くのバスステーションから、ほぼ1時間に1本ほど発車するようです。片道1.7ユーロで、バスステーションで往復購入できます。
私は11時5分発のバスに乗りました。修道院の入り口近くのバス停まで25分から30分程度でした。美しい風景が楽しめます。ここが古代の激戦地だったとは信じがたい。
修道院の壁画は9時から13時まで、15時から18時まで公開されています。昼休みがあるので注意してください。ろうそくのすすで壁画が汚れていたので、日本の共立女子大学の木戸雅子教授のプロジェクトで修復されて、2013年から公開されています。
帰りのバスですが、降りた時と同じバス停で乗ります。バスは巡回しています。帰りは別のルートで港へ戻ります。なにしろ、修道院周辺は風光明媚ですが、車もまばらにしか通りません。ひたすら不安を押し殺して待ちました。
それでも訪れる価値はあります。Moni Kimiseos Theotokou Faneromenis
アテネを訪れた折には、是非、訪れてください。
05:43:59 |
falcon |
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