April 05, 2015
フランスで観た映画
フランスは映画発祥の国、リヨン出身のルミエール兄弟が発明した。「えーと、エジソンじゃなかったっけ」
今のフィルム映画を発明して実用化したのはルミエール兄弟なんだよね。でも今やデジタル化しているので、フィルム映画は滅多に見られない。書籍の電子化なんて騒いでいるのは、単なるお祭り好きじゃないかな。
「最近、発言がどぎついんですけど。。。」
まあえ、フランスのエスプリのせいかな。日本にいれば、周りに気を遣いすぎて、足を引っ張られる。夏目漱石の《草枕》にもあったよね。情に掉させば、ってさ。ぼやぼやしていると、アイデアも研究も、引用の断りもなく、ちゃっかり剽窃されるしさ。
そんなことはどうでもいい。
フランスで観た映画に図書館が出てきた。一つはパリで観た《古物商》で絵画の相続をめぐる物語。主人公の女性が図書館で調査をする。
さっき、観た映画は直訳すると《理想の男》。イヴ・サンロランを演じた男優さんが主演するサスペンス映画だ。ああ、怖かった、本当に怖かった。作家志望の青年が廃品回収の仕事を続ける辛い日々を送っていた。ある時、居住者がいなくなった部屋を整理していると、ある一冊のノートが。。。これ以上、話せない。でね、この青年が図書館で調査する場面が出てくるわけ。愉快な話か、恋愛物語を期待したら、最後までドキドキさせられる。ラストは切ない。
フランスで図書館が日常化しているのか。たまたま図書館の場面が出てくる映画を見たのか。
だんだん会話の意味が理解できるようになった。今日はマルシェでたくさん買物したしね。数字も聞き取れるようになったしさ。慣れって恐ろしい。この恐ろしいは、良い意味です。
そうだそうだ、フランスでは去年から髭を生やすのが大流行。《理想の男》の主人公も髭を生やしている。フランスの青年の半分くらいが髭を生やしている。
「そういえば、Falconさんも生やしているよね」
まあね。
02:19:42 |
falcon |
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