March 01, 2015

モホメン?

 「Falconちゃん、地殻とマントルの間のモホ面って、知ってる?」

 サマーズの番組(土曜日の深夜、TBS系)に出演しているアンジェロかよ。

 「モホ面って、10回言って、見てよ」

 モホ面、モホ面、モホ面、モホメン、疲れた。

 「ホモメンって、言わなかった?」

 言わない、疲れたって言ったの!

 「イヤラシクナイ?」

 えー、ちっとも。近くのマンションホテルのホモメンでしょ。

 「アッ、言った」

 「アンジェロ君」には退場頂いて、モホロビチッチ不連続面のことですよね。実は昨年、クロアチアのドゥブロブニクへ行ったのですが、クロアチアの有名人っていえばサッカー選手がいますけど、地震学者のアンドリア・モホロビチッチがいます。昔はユーゴスラビアの学者として教わったのですが、今はクロアチアですね。ザグレブ大学の先生だったそうです。地震波の伝わり方で地球内部の地殻とマントルの境界を発見した人です。

 「えー、そんなこと教わらなかった」

 中学の理科で教わりませんでしたか。Falconは小学校3年生ぐらいのときに知っていましたけど。教室で話したら、変人扱いされました。小学校のときに憶えたことって、意外に憶えているんですね。勉強は小学校のときにしないと、中学以降は憶えが悪くなると思います。

 で、ネクタイとクロアチアって関連が深いこと知っていますか。フランス語でネクタイのことをクラヴァットって言います。イタリア語でもクラヴァッタって言います。これはクロアチアが訛った言い方です。ルイ14世が傭兵のクロアチア出身者が首に巻いていた布をフランス兵たちにもマネさせたんですね。それをフランスに亡命していたチャールズ2世が英国に持ち帰って、後に英国紳士のおしゃれとしてネクタイとして定着したと言われています。

 クロアチアも比較的地震の多い国です。隣国イタリアは火山国ですし、バルカン半島からアナトリア半島にかけては断層が多いですからね。

23:26:18 | falcon | comments(0) | TrackBacks

大学入試が変わるらしい

 どうなるか、わからないが大学入学試験が変わるようだ。

 年に2回もするのは、迷惑だなあ。これは現場の高等学校にとっても、大学にとっても負担である。しかしながら、推薦入学試験、AO入試、センター試験、そして一般試験だけでも3回から5回もしている現状を考えると、少しは試験の回数が減るのだろうか。

 多様な受験生の確保。
 全てというわけではないけれど、一般試験で入学してくる学生よりも、推薦入試・AO入試で入学してくる学生のほうがレベルが低い。
 今、大学の文学部の日本文学専攻で、古典文法の復習をしている。英語だって、大学で中学レベルの復習している。とはいえ、Falconも英語は苦手で大学時代、英会話学校に通い、中学生英語の復習の日々だった。
 外国人恐怖症で、特に西洋人ホビアである。

 「ちょっと待って、その割には、頻繁に外国へ行くじゃない」

 そうなんだけどね。

 英会話学校に通っていたころ、教室に行く前に、本屋でファッション雑誌を立ち読みして、グラビア写真に写っている外国人を見つめて、「怖くない、怖くない」って、呪文を唱えていた。

 「それ、本当なの?」

 本当だ。

 話がそれた。「ゆとり教育」を非難している人がいるけれど、ゆとり以前から学力の低下は始まっている。文学部で日本文学専攻ならば、石川啄木の歌集ぐらい読んでいるのが当然だと思うけど、石川啄木の名前すら知らない。

22:49:51 | falcon | comments(0) | TrackBacks