July 09, 2012

明るい兆し

 週末、雨が降り、じめじめする天候の中、ウジウジと授業評価アンケートのことを考え、ぼやき、ブログに恨み、辛みを書き連ねる無様なことをしていました。

 授業評価アンケートは、嫌々ながらやっています。実に馬鹿馬鹿しいと思いつつ、大学当局を可哀想にと同情しながら、学生たちにやってもらっています。
 残念ながら授業評価アンケートは中止することは無いでしょう。いっそ、事業仕分けで切り捨ててほしいと思います。かと言って、混乱している民主党の蓮舫議員に訴えるわけにもいかないし、授業評価アンケートのことを苦にして、自殺を図るのも、大人げないし。そこまで深刻に考えるほどではありません。

 で、今日、講義を終えたら、ある学生が昨日、受験した神奈川県の某市の教員採用試験で、講義で説明した「学校における読書活動」が論述問題に出題されていたと報告してくれました。「先生が講義で説明してくれたので、満足のいく解答が書けました」と、明るく話してくれて、週末、ウジウジ悩んでいたことが一気に解消しました。そういえば、今日の東京地方、快晴ではありませんが、気持ちよく晴れました。気分も晴れ晴れです。
 自慢じゃありませんが、講義で説明していることは、無駄ではなく、長い人生のうち、何回かは役立つことです。

 結局のところ、授業を嫌々、受講して、ろくに内容を理解もしない一部の学生が授業評価アンケートで、講師の悪口を書き込むのです。そんなことをさせている大学当局がおかしい。
 本当に問題のある講義ならば、アンケートを取らなくても、学生たちが大学当局に訴えるはずです。授業評価アンケートは、まったくもって茶番です。

 今となっては、早く大学当局が、授業評価アンケートの問題に気が付き、中止・廃止することを願います。

13:13:41 | falcon | comments(0) | TrackBacks