July 23, 2012

IFLAとUNESCOによるモスクワ宣言

 モスクワ宣言といえば、アメリカ合衆国大統領ルーズベルト、英国首相チャーチル、ソ連首相スターリンによる第二次世界大戦中における残虐行為を処罰する共同声明(1943)だけど、これはIFLA(国際図書館連盟)とUNESCOによるメディア・インフォメーション・リテラシー(MIL)に関する宣言だ。今年の6月28日に採択された。

 「図書館の自由に関する宣言と、どう違うの?」

 テーマが違う。
 たしかに映画『図書館戦争:革命のつばさ』にIFLAが話題になったけどさ。

 今まで、インフォメーション・リテラシーがどうの、メディア・リテラシーがどうの、と論議をかもしてきたが、概念が一本化してきそうだ。
 アメリカ嫌いのFalconには、アメリカ系のインフォメーション・リテラシーという概念は受け入れがたいが、概念というものは国や文化、社会に受け入れやすく変えていけばよいと思っている。

 今年のIFLA大会はフィンランドのヘルシンキ。面白くなりそうだ。

23:25:19 | falcon | comments(0) | TrackBacks