June 04, 2012
大河ドラマでオウムが死んで
6月3日の大河ドラマ『平清盛』で、悪左府・藤原頼長が飼っていたオウムが息絶え絶えになって、父の忠実の家に舞い降りて死んでしまいました。今回の大河ドラマ、主人公の平清盛は目立たず、脇役たちのほうがカッコイイ、魅力的です。今回、特にオウムの名演技に目が移り、他の俳優さんたちの演技がかすんでしまうほどでした。頼長を演じた山本耕二さんも鬼気迫る演技でした。お疲れさまです。
後白河天皇を演じる松田君も、父の勇作さんを思わせる迫力です。どうした、マツケンと言いたいところですが、それにしても、オウムが死んで、オウム真理教の菊地直子容疑者が捕まるとは、できすぎた展開でしたね。
ところで、平安時代にオウムなんていたのか?と思っている人が多いでしょうが、平清盛の時代よりも一〇〇年以上も前に書かれた『枕草子』に、人の言葉をまねる鳥として紹介されていますし、藤原頼長が日記(『台記』)の中でオウムを観察した記録を残しています。
平安時代は現代と変わらぬペットブームでした。
源氏物語でも宮中に飼われている猫が登場しますよね。
13:06:46 |
falcon |
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