August 22, 2011

世界の中心で図書館と叫ぶ

 ただいま!
 昨日、シカゴから帰国しました。
 出発の日、シカゴのオヘヤ空港は一時的に雷雨に見舞われて、出発が遅れて冷や冷やしました。

 ジャマイカJamaicaの首都キングストンKingstonで開催されたIASL国際学校図書館協会の年次大会と、プエルトリコPuerto RicoのサンファンSan Juanで開催されたIFLA国際図書館連盟の大会に参加してきました。IFLAは有川浩著『図書館革命』にも出てくるから、一応知っていますよね。

 8月3日、ニューヨークへ向けて出発。
 日付変更線を越えるので、同日の午後、ニューヨークへ着きます。アメリカ合衆国の入国審査が厳しいとは聞いていましたが、大変でした。13時間以上も飛行機に乗っていて、疲労の限界にきているのに、両手の指紋と顔の写真を取られます。これで行列に並んで45分間くらいかかります。乗り継ぎの場合は一度、荷物を取って、新たにチェックインしなければなりません。
 これからアメリカ合衆国へ行く人は、気を付けてください。

 ニューヨークは初めてでした。
 ブルックリンに宿を取りましたが、近くにブルックリン図書館がありました。
 自由の女神を見に行こうとして、ホテルのあるブルックリンから地下鉄に乗って、南フェリー乗り場へ行きました。ここから乗ればいいのだと思い、チケット売り場を探しましたがありません。「まあ、いいや、乗っちゃえ」と乗りました。あっらら、自由の女神があるリバティ島へ行きません!自由の女神の前を素通りします。スタテン島へ行くフェリーでした。それに、デジカメの電源が消耗して、スウィッチが入りません。ああ、もー!
 約25分の船旅ですが、無料で自由の女神、マンハッタンの摩天楼、ブルックリン橋の眺望が楽しめます。意外とこれのほうが、イキな旅だと思いました。帰りはまたフェリーで戻りました。

 地下鉄でタイムズスクウェア―へ行きました。「ああ、ここが世界の文化の中心なんだなあ」と感慨もひとしおでした。エネルギーを感じます。
 ここから五番街へ。
 つい、阿久悠作詞『五番街のマリー』を口ずさんでしまいます。

 ニューヨーク公立図書館の本館、斜め向かいにあるミッドマンハッタン分館、マジソン街にある科学ビジネス図書館(通称シビル)を見学しました。
 ここは市立図書館ではありません。市が運営しているのではなく、独立法人が運営しています。

 この日、ニューヨークは雨が本降りになりました。晴れて、暑いと思っていましたが、じめじめしていました。雨が降ると、その町の違う横顔を見ることができます。傘をさすので、視線が下を向くので、晴れているときには目に入らなかった光景が見られるからです。

 体調が悪かったので、韓国料理のお店でサンゲタンを食べました。海外旅行で、体調が悪かったら、無理して地元の料理を食べないで、中華料理か、韓国料理を食べることにしています。薬膳効果もありますからね。

 で、翌朝、ジャマイカへの出発が午後だったので、朝早く、マンハッタンへ行き、図書館の写真を取りました。

 たった1泊2日のニューヨーク滞在でしたが、とても楽しめました。

 

10:12:28 | falcon | comments(0) | TrackBacks