September 05, 2011
ジャマイカ、チキン攻め!
大会で学んだことについては、後で書きます。その前に、ジャマイカの食事について書きます。
ジャマイカで食べたもの。
ああ、チキン。
到着した夜、まだ蚊に襲われる前、どこかで食事がしたいと思って、学生宿舎の守衛さんに聞いたら、「他の人もいるから、ここで待っていなさい」と言われて、大会の運営係の人に車で連れていかれて、KFCへ行きました。
最初、「夜も遅くなったから、KFCへ行くわよ」と英語で言われて、地元のレストランを想像していました。まさか、日本でもおなじみのお店だと思いませんでした。「食事が終わったら、宿舎まで送るから」と言われて、すごく遠いところと思いました。
後で、わかりましたが、学内で、車で行くほど遠くはありません。
で、KFCへ着きました。
(えー、ケンタッキー・フライド・チキンだったとは)
普段、Falconは肉をあまり食べません。ハンバーガーも、腹が減って、それしかないと追い詰められた状況じゃないと食べません。
チキンのサンドウィッチ(チキン・バーガー)とフライドポテト、コーラのコンボ(セット)を頼みました。日本円で約450円です。ジャマイカでは米ドルが使えます。1米ドルが約80ジャマイカ・ドルでしたから、日本円とほぼ同じ。日本円への換算が簡単でした。
米ドルで支払うと、ジャマイカ・ドルでお釣りが返ってきます。
観光地では米ドルで支払うのが当たり前で、極めて便利です。
朝食は食べませんでした。食べるところが無かったからです。
どうしたかというと、IASL大会では10時30分ごろと3時ごろにコーヒーブレイクがあって、お菓子と果物、コーヒー・紅茶が食べられるので、これだけでも腹の足しになります。
大会前のキングストン・ツアーでは、街中のレストランで豚肉とチキンのグリルでした。
Workshopエスケープツアーでは、オショ・リオスの公園で魚のフライの弁当を食べました。
大会の昼食は、ほとんどチキン。ときどき、焼いたヤギ肉、魚のフライが食べられましたが、チキンの連続が印象に強く残っています。
夕食は、大会のパーティ以外、KFCでした。チキンです。
おそらく、この8日間で普段食べる半年分のチキンを食べた気がします。
ジャマイカは漁業が盛んなので、魚が食べられると思っていましたが、当てが外れました。
でも、ジャマイカのチキン、脂っこくなく、臭みもなく、美味しかったです。
プエルトリコへ着いたら、もうチキンは要らないと思いました
23:54:00 |
falcon |
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September 03, 2011
コーヒーの香りに包まれて、滝に打たれるジャマイカの旅
ジャマイカのキングストンは殺人事件の発生率が、東京の20パーセント以上と言われ、外務省のサイトでは渡航に際して注意を喚起しているところです。昨年5月に地域の反社会集団の首領(ドン)が逮捕されて、抗争がいくらか収まったとか、地元ではガンシャと言われる大麻を売りつけられるとか、物騒な話ばかりでしたので、正直ハラハラしていました。もっとも西インド大学に「隔離」されて、発表を聞く毎日でしたから安全と言えば安全でしたが、せっかく異国にきていながら、観光を楽しめないのも辛い。
到着した翌日はIASLとIFLAのサテライト・ミーティングでした。
そのまた翌日は大会の前のツアーに参加しました。首都キングストン・ツアーです。
ここはUCCコーヒー農園(プランテーション)のゲストハウスです。もともとはイギリス人の領主のものでしたが、競売にかけられて、歌手のミック・ジャガーと上島珈琲の上島忠雄会長が争い、上島会長が買い取ったそうです。現在でも、ゲストハウスとして使われているとか。
これがコーヒーの最高級品ブルーマウンテンになるのです。まだ赤く熟している実が少なく、ほとんど緑色していますけど。
ジャマイカの音楽と言えば、レゲエです。何といっても、貧困街のトレンチタウンから登場したボブ・マーリーは、ジャマイカのヒーローです。これはボブ・マーリー博物館で撮った写真です。えっ、どっちがボブかわからないって、光栄です。
今、盛り上がっている世界陸上の、ウサイン・ボルトもジャマイカのヒーローです。
キングストンの南、空港の近くのポート・ロワイヤルの遺跡です。
カリブの海賊たち、というよりも、交易の中心地だったところです。しかしながら、地震や津波の被害を何回か受けて、今は傾いた建物が残ります。復元された砲台が当時の面影を宿しています。
で、このツアーのバスの運転手がWayneさんでした。
この翌日、ジャマイカの4日目、大会のWorkshopがありましたが、Falconはもともと申し込んでいなかったので、オーストラリアの司書教諭のオバサンが企画してくれたWorkshopエスケープ・ツアーに参加しました。もちろん運転手はWayneさんです。
キングストンから北へ向かって約3時間、オチョ・リオスOcho Riosへ行きました。ブルーマウンテンを車で越えてゆくのですが、熱帯のジャングルの中をかけぬけてゆきます。ここは映画『蝿の王』のロケ地だったとか。ため息が出るほどの絶景でした。
首都キングストンは危険がいっぱいと言われていますが、ジャマイカの地方の町は世界の人々が憧れるリゾートです。リゾート地で人気があるのがモンテゴ・ベイとオチョ・リオスです。アメリカ本土から直行便があるくらいです。
オチョ・リオスはスペイン語で「8本の川」という意味で、8本の川が流れているわけではありませんが、ブルーマウンテンを源流とする川と滝があちこちにあります。
公演の滝を登りました。ジャマイカ観光の人気スポットです。私は水着に着替えませんでしたが、ほとんどの人が水着に着替えて、滝に入ります。キャーア、冷たーい、慣れてくると、快感です。
石灰岩の崖を下から上へ昇っていきます。ガイドさんの案内で、上ること約1時間。
ツアーで一緒だったカナダ人の青年サム(大会参加者の息子)が滝の中でメガネを無くして、大変な騒ぎに!
サムはメガネを失って、しょんぼりしていましたが、滝を登りきるところで、別のガイドの人がメガネを見つけてくれました。ヤッタね、サム。
「ねえ、ジャマイカに何しに行ったの?」
たしかに、これじゃ、遊んでばっかりですよね。
ちゃんと、勉強してきましたし、サプライズもあったりして、楽しい旅でした。
「遊びばっか、ホントに勉強してきたの?」
してきましたとも。
次は、お勉強の話をしますね。じゃあ、寝ます。おやすみなさい。
22:28:53 |
falcon |
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