ぶらぶらライブラリアン

マスオさんが読んでいた本

　日曜日の夕方、東急大井町線の上野毛駅から徒歩数分の五島美術館へ行きました。１１月２８日まで国宝源氏物語絵巻の展覧会が開催されています。
　国宝源氏物語絵巻は、五島美術館と名古屋の徳川美術館にあり、５年ごとに交互に現存するすべての絵巻の展覧会が開催されます。それぞれの美術館では１０年おきに展覧会が開かれます。なので、これを逃すと、東京で見られるのは１０年後になります。
　Falconは国宝源氏物語絵巻は、すでに五島美術館で観たことがありますし、上野の国立東京博物館で開催された国宝展で一部を観たことがあります。
　今回は複製された絵も展示されていて、鮮やかな色彩と原本では観ることのできない草花、月、衣装の模様などが再現されています。源氏ファンには、たまらない！感激です。
　東京の郊外はちょうど紅葉が見頃です。源氏物語絵巻を鑑賞するのにはちょうどいい時期です。

　さて、家に戻ってきて、テレビで『サザエさん』を観ていたら、マスオさんが、なんと源氏物語を読みふけっていました。不思議な縁を感じます。『蒼穹の昴』に影響されすぎていますかネ。