September 12, 2009

読書のおかげ

 日本から持参して便利だったのは、手ぬぐいとなるタオル、虫さされの塗り薬です。ホテルにあるフェイス・タオルで背中をゴシゴシ洗うのは気がひけます。Falconは国内旅行でも手ぬぐいを持参しています。国内の温泉では持っていきませんけど。
 それから、夏のイタリアでは、かなり蚊が発生します。ラヴェンナのダンテの墓のあたりで蚊に刺されて、かなり痛い思いをしました。ホテルに戻り、塗り薬を付けて、収まりました。スプレー式のものは飛行機に持ち込めない場合があるので、塗り薬が無難です。
 これは、塩野七生さんの『わが友マキャベリ』を読んでいたので、準備できました。まさに読書のおかげです。ルネサンスの人たちは、虫刺されにどのように対処していたのでしょうか。レオナルド・ダ・ヴィンチなら、対処法を考えていたでしょう。それとも、夏の夜はかゆみに耐えて、寝ていたのでしょうか。

 読書で実践的な「生きる力」を身につけましょう。


01:57:37 | falcon | comments(0) | TrackBacks

便利だったこと、不便だったこと

 イタリアで便利だったことは、安い大衆食堂みたいなレストランで、日本と同じ木の爪楊枝があったことです。
 フランスでは中華料理店以外では、爪楊枝はめったにありません。なので、日本から糸ようじを持参しています。

 ホテルも予約せずに簡単に見つけることができました。
 日本では週末に観光地のホテルを予約せずに見つけるのは、ほとんど無理ですし、仮に見つかっても、平日料金よりも高くなります。ところが、イタリアでは逆に週末のほうが空きが多く、料金も格安になります。フィレンツェでは駅の近くで、朝食なしでしたが、ハイシーズンの3分の1の価格で宿泊できました。ヴェネチアはヴェネチア映画祭とレガッタがあったので、本島近辺で見つけるのは無理とあきらめて、ヴェネチア・メストレ駅周辺で宿泊しました。

 イタリアで一番不便だったことは、列車の乗り換えです。ミラノ中央駅やフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェラ駅のように起点となる駅は、ホームとホームが出入り口付近でつながっていますが、ボローニャやラヴェンナ、パドヴァなど経由する駅、路線の途中の駅では、ホームからホームへの乗り替えは、ほとんど階段を使って、地下の通路を抜けなければなりません。重たい荷物を持って、階段を駆け下り、別のホームへ駆け上がる。エレベータやエスカレータなんて文明の利器はありません。数分で乗り換えるのは、ものすごく大変でした。列車を利用する場合、予約をして、十分余裕を持って乗りましょう。列車が遅れて、ホームが直前で変更になることも頻繁にあります。注意しましょう。
 ちなみにミラノ中央駅はホームの階と地上の階を斜めに傾いた動く歩道がありますので、重い荷物を持っていてもラクラクです。

01:53:20 | falcon | comments(0) | TrackBacks