November 06, 2009

イタリアの幼児教育

 IFLAミラノ大会で紹介された、最近建設されたオランダの児童図書館がある。オランダ語の正式名称はわからないが、英語の名称を訳すと「100の才能の図書館(?)」となる。
 これは北イタリアのレッジョ・エミリアの幼児教育の施設に影響を受けて作られた図書館である。

 レッジョ・エミリアの幼児教育をよくご存じの人なら、「何を今更、気がつくのが遅い!」と叱咤されるかもしれない。とはいえ、日本では数年前から、静かなブームになっている。
 アメリカの幼児教育にも影響を与えており、図書館のあり方を考える上でも参考になる。この考えは、これが起源なんだなあと気がつく。

 いくつか論文や図書、ビデオが発表されているが、残念なことに図書は絶版になっているのもある。
 こうなれば原著を読んでみようとAmazonで入手した。

 IFLAに行って無駄ではなかった。啓発されることが多かった。

17:01:57 | falcon | comments(0) | TrackBacks