January 15, 2009

哀れな下品中高年

いつものように神保町辺りをぶらぶらしていたら、突然、電話ボックスから怒鳴り声が聞こえてきた。
「ゴラっあ、お前ら、給料いくらもらっているんだ。この税金泥棒!仕事しろ!」
電話ボックスから数メートル離れていても、明瞭に聞き取れたのだから、相手はたまったものではなかっただろう。税金泥棒というからには、おそらく相手は受付係の公務員だろう。
よほど鬱憤が溜まっているようだ。
あっ、出てきた。かなり怖いオッサンと思ったら、目つきはよろしくないが、会社員風の普通の中年の男性だ。
実は、この手の中高年による苦情が公的機関の窓口で発生している。図書館も例外ではなく、レファレンス・カウンターで粘られることもある。要は、単なる鬱憤晴らしなんだけれども、迷惑この上ない。しかも、ごくごく普通のおじさん、おばさんが急に血相変えてわめく。
深刻な精神疾患を抱えているかもしれないが、もう少し生産的なウサ晴らしをしてほしい。図書館職員も遊んでいるわけじゃないからね。



21:30:04 | falcon | comments(0) | TrackBacks