December 11, 2008

質量保存の法則の発見者もギロチンの犠牲に

 たぶん高等学校の化学の時間に学ぶ「質量保存の法則」や、燃焼に酸素が関わることなどを発見したフランスの科学者ラヴォアジエも、フランス革命で断頭台の露に消えた一人です。
 彼は裕福な生まれではなかったようで、化学の実験器具を買うために徴税請負人で収入を得ていました。またルイ16世の治世で国家財政にもかかわり、立て直しをしていたようですが、税金の徴収をしていたために、処刑されました。
 一方的に意見を形成すると、こういう悲劇が起きるのですね。

00:25:38 | falcon | comments(0) | TrackBacks