October 31, 2008
萌え系図書館コミック
昨日、神保町の高岡書店で『スットコ図書館』を購入した。コミック専門の高岡書店で見つかると思ったが、コミック本が堆く積みあがった本棚から探すのは至難の技で、結局、店員の人に探してもらった。探してもらう間、正直、『図書館司書・麻里』を買う時より、ドキドキした。何しろ、キャラクターが完璧萌え系なので、いい年をした男が買っているところを誰かに見られたら、実に恥ずかしい。心臓バクバクで、口も喉もカラカラに渇ききったところで、店員の人が見つけてくれた。著者は、結構有名な人だったらしく、店員の人は(あんた、本当に、このマンガ家、知らないのお?)っていう口ぶりだった。
開いて中身を読み始めたら、意外と普通の話で、ちょっぴりエロいエピソードも無いわけではないが、帰りの電車の中で読んでいても、周りから怪訝な目で見られることもなかった。実に平和で、楽しい話だ。
図書館長の孫娘で岩瀬キョウコというメチャクチャ元気な女の子が、重たい本1冊も持てないくらい虚弱体質の図書館司書の男の子と繰り広げる珍騒動を描いた4コマ漫画だ。携帯電話に配信する漫画で相当の人気を博していたらしい。
そういえばドロ高も4コマ漫画だったけど、ドロ高は吹き出しの文字が小さくて、視力検査みたいだ。4エピソード読むと、疲れてしまい、脳が「まだ読むのおーーー」とへたれ声を出してしまう。
『スットコ図書館』は4コマ漫画でも字が大きいので、疲れない。(←携帯で読めるようにしているから)
萌え系のコミックだからとアドレナリン、否、侮れない。
ネタをしゃべっては作者に申し訳ないので、余計なことは言わないけど、日本十進分類法の分類記号が出てくるが、正確そのもの。そのうえ、司書・司書補の資格や、学校図書館の司書教諭の資格まで触れている。もしかすると、作者は司書の資格を持っているのだろか?日本図書館協会の折り紙を付けても良いくらいだと思う。
『ドロ高』とともに、図書館ネタが楽しいコミックです。
15:17:14 |
falcon |
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October 30, 2008
絵本のコーナーに。。。
むかし、ある図書館でこんなことがあった。そこの図書館は資料費を仰山持っていて、毎日、出版される本を納入業者から片っぱしから購入してしたそうな。選書もする暇もなく、分類ラベルも業者に任せて、業者が納品した本をアルバイトに排架させておったそうな。
あるとき、絵本を選んでいた子が母親のところに、トコトコとやってきて、「ママ、この本読んで」と絵本を差し出しおった。
母親は絵本を開いてびっくりして、腰を抜かしおった。 [more...]
22:40:51 |
falcon |
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October 29, 2008
えー、どういうこと?
れんげ畑 ふしぎな カフカ 刑務所ねこ 楽園 共鳴 吉野北
轟 ポルノ小説 警察 アニメ
委員会 国立 戦争 革命
今から20年以上も前に始まった超人気クイズ番組に『ヒントでピント』があった。土居まさるさんが司会を務め、男性軍のキャプテンを小林亜星さんや浅井慎平さんたちが、女性軍のキャプテンに栗本薫さん(←訂正:番組では「中島梓」として出演していました。)も務めていた。
モザイクで物を当てるというクイズから、16分割された枠の中のヒントから解答を出すという目玉のクイズがあった。
もう答えは、おわかりだな。 [more...]
00:56:50 |
falcon |
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October 26, 2008
秋の犬山へ
週末、気の置けない友人たちと名古屋へ行ってきた。久しぶりに会う人もいて、たった一泊二日なのに、のんびりと過ごしてきた。
名古屋と言えば、東京在住の者にしてみれば、関西へ行くときの通過地点でしかない。観光するといっても、どこへ行こうか、と思いあぐねてしまう。すでに名古屋へは3回くらい行ったことがあるのに、名古屋城すら近くで見たこともない。
今回、徳川美術館と蓬左文庫、犬山へ行った。
徳川美術館では、室町幕府の将軍が収集した唐物を中心にした美術工芸品の数々を見ることができた。そのほとんどが、徳川家康に伝えられて、尾張徳川家へ伝承されたものである。ちょうど新書の『足利義満』を読んでいたので、知っている歴史上の人物が書いた手紙などを見ることができて、興味深かった。天皇や上皇の手紙が展示されていて、見学していた人が「まるで女性が書いたような流麗な仮名文字ねえ」と感嘆していたが、それもそのはず、宮中の女官たちが天皇の言葉を代筆しているからだ。
蓬左文庫は徳川美術館と併設していて、名古屋市立の図書館となっている。貴重な書物を閲覧、複写(和古書の現物からの複写はできないので、影印本などから複写)できる。
徳川美術館は、国宝『源氏物語絵巻』がある。五年おきに、徳川美術館と東京の五島美術館とで『源氏物語絵巻』全巻の展示が行われている。徳川美術館では11月に「宿木」など一部が公開される。
日曜日は雨がしとしと降る中、犬山へ行った。如庵、犬山城、からくり館などを訪ねて、秋祭りでにぎわう城下町を散策した。
天気が良かったならば、明治村、モンキーセンターへ行きたかったが、あまりの冷え込みで行くのをあきらめた。
これから紅葉の美しい季節になる。秋の名古屋、犬山も良い。
23:30:18 |
falcon |
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October 20, 2008
国の地方への補助金が不正流用!?怪しい。。。
「国からの地方への補助金が不正流用されている!?」というニュース。補助金は目的が明確なのに、それを不正に流用されているとは!
あきれて言葉が出ません。
地方で余るなら、それをもっと有効に使えないのでしょうか。
使途が決まっていない地方交付金は、どんなふうに使われているのか、わかりません。
「学校図書館図書標準」に達していない公立の義務教育諸学校(小学校・中学校・特別支援学校の小学部・中学校)へ、学校図書館の蔵書を充実させるために、地方交付金が国から交付されています。補助金と違って、地方交付金は使途が定められていませんから、学校図書館以外に使われても、誰も文句も苦情も言えません。
「そんなに問題視しているのなら、正々堂々と公に発言したら、どうなんだい!あんたの立場なら、言えるだろ!」
えええ、大学の授業できちんと説明していますよ。
けどね、以前、或る市の教育委員会主催の司書教諭講習で、説明しようとしたら、某講師が、「国の政策でもねえ、そんな余計なことを講習で言ってはいけません。私たちは圧力団体じゃないのだから!」と猛然と阻止しました(←以前、ブログで告発したけど)。
そのうえ、「これだから、大学の先生は困るよ」と小馬鹿にしたように言ったのです。
学校図書館への国の政策を司書教諭の講習で説明できないのは、なぜでしょうか。
その某講師は、「この市は学校図書館の資料費は潤沢なのよ!地方交付金なんかもらわなくても、大丈夫なのよ」と言っていたけど、学校図書館の蔵書が「図書標準」に達していない学校があります。「図書標準」に達していても、古い百科事典を使っている学校もあります。
「たけしのTVタックル」で紹介されていたけど、約4億円も国民の税金をつぎ込んでいる『こころのノート』『心のノート』、あれは無駄です。
内容は、友情、連帯感、崇高なる自然への畏敬の念、愛国心を煽っているだけ。
戦争反対、平和な社会の一言もない(←邪推しないでね!『心のノート』のことを問題にしているのだからね)。
小学校1・2年生用の『こころのノート』(2002年)の学校の図で、職員室、保健室などには教職員がいるのに、図書室(学校図書館)には、司書教諭も学校司書もいない。2005年の補訂版で図書室に人がいる写真が掲載された。つまり、学校図書館に人が必要なんて、国がまったく考えていなかった。もっとも平成15年(2003)から、12学級以上の学校に司書教諭が置くことになったのだけどさ。
22:45:18 |
falcon |
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