January 22, 2008

『図書館危機』ごじゃっぺなこと

 これはてぇしたことねぇけど、主人公のいぐは、なんで茨城弁、しゃべんねぇだ。おらとこじゃ、標準語ばっかしゃべんねぇだ。うんだっぺ。
 あんまりごじゃっぺぇなごとばっかぬかしてんじゃねぇよ。

 正化30年ごろには、水戸辺りでは茨城弁は消滅しているのでしょうか。水戸出身の友人は、標準語は話してしたけど、私には訛って聞こえていたけどね。十年近く、茨城にいましたから、多少は茨城弁はわかりますけど。図書館危機というより、これは方言危機です。

 住んだばかりの頃、ゴミ回収車がくる場所に、「もいないごみ」って書いてあったので、「ああ、もうゴミ回収車は行っちゃったんだ」と思って、何日もゴミを捨てないでいたら、あれは「燃えないごみ」のことでした。北関東から福島にかけては、中舌母音といって、「い」と「え」を区別しないんです。だから「息」「駅」の区別がはっきりしない。
 まあ、しょうがないです。そこまでリアリティを求めても無理なことですね。

09:29:05 | falcon | comments(0) | TrackBacks